前回の記事で医療脱毛の無料カウンセリングに行った旨を書きましたが、週末にさっそく1回目の施術を受けて来ました。
感想を先に言ってしまうと、
「ほぼ無痛で驚いた!」
……です。
痛みの感じ方は人それぞれでしょうが、私が契約したクリニックは口コミでも「痛くない」と評判の様子。
医療脱毛も進歩してるんだなあ。
さっそく、当日の様子や詳しい感想を書こうと思います!
私が契約したクリニックについて
前回の記事では「念のため」ということでクリニック名は伏せました。
しかし、いろんな脱毛関係のブログを見ていると、通っているクリニック名を公表されている方がほとんどのようなので、いっそ私も公表しようと思います。
私が契約したのは『アリシアクリニック』です。
「安い!」「痛くない!」で評判の有名所。
ちなみに案件でも『回し者』でもありません!
あくまで個人の感想記事です。
私が契約したプランについて
前回の記事にて、『全身&VIO:計8回』と簡単に書きましたが、正確には『全身&VIO:7回+プレゼント1回分=計8回』となります。
新規キャンペーンとかで、全身&VIOのセットが無料で1回分プレゼントされるとか(←うろ覚え)
更に『全顔セットコース:5回』も加えて、支払い総額212,000円となります。
脱毛前日に自己処理を!
脱毛を受ける前に、ムダ毛の自己処理は必須。
ちなみに私、初回は有料のシェービングサービス(4,000円)を付けてもらったのですが、だからって何もせず完全にお任せするのはNG!
シェービングサービス利用でも、自己処理は必要です。
タイミングとしては前日の夜か当日の朝が良いとのこと。
当日の朝だと時間に追われて焦ってしまうのが目に見えていたので、前日に処理しました。
私が契約したコースは『全顔&全身(VIO含む)』なので、頭髪と眉毛以外の体毛は全て剃る必要があります。
あー面倒くさかった!
特にVIO!
お前さんの毛を処理したことなんかこれまで一度も無かったよ!
(↑美容意識最低レベル)
顔を含め、トータルで2時間は掛かったと思う……。
これから初めての脱毛を受けるという方は、自己処理のための時間を確保しておいた方が良いです。
VIOの自己処理に使用したシェーバー
この日のために、あらかじめVIO用シェーバーを楽天で買っておきました。
注文から2日くらいで届いたので助かった!
私が購入したのは『Liscia(リーシャ)』というブランドのレディースシェーバー。
プロのエステティシャンが監修し、日本企業が企画開発したそうです。
付属の4種類のアタッチメントを付け替えることで、VIOはもちろん顔を含めた全身のケアに使えます。
- セット内容
- 本体
- トリマー刃
- 眉毛シェーバー
- ネット刃・1
- ネット刃・2
- 掃除用ブラシ
- コーム ×3
- 単3乾電池(アルカリ)
上記、太字のものが4種類の刃になります。
取扱説明書に、それぞれの刃を使用した上手なお手入れ方法が記載されていて、VIOの自己処理初心者の私は非常に助かりました。
本体にトリマー刃+コームを付けた状態↑
非常にスリムでコンパクト!
持ち運びにも便利なサイズになっています。
全身に使えますが、私は『眉毛シェーバー』は顔用に。
あとの刃は全てVIO専用として使うことにしました。
実際に使ってみて感動したのは、肌を傷めることなくスムーズに剃れたこと。
取扱説明書の『お手入れ方法』も非常にわかりやすく、私のように、この年齢までVIOの処理をしてこなかった人間でも安心して剃ることができました。
同じく、「VIOの自己処理なんて、どうしたら良いのかわからない!」とお悩みの方にオススメのシェーバーです。
そして初回照射当日
そしていよいよ初回の照射日。
当日は午後からの予約でした。
「シェービングサービス(4,000円)をご利用の場合、15分早めにお越しください」ということだったので、30分前にクリニックに到着しました!
待ち合わせには5分前どころか20~30分前(時には1時間前)の到着を心掛けるタイプ。
受付
まずは受付で会員アプリを提示。
アプリ内の予約日時を受付の方に提示して本人確認を行います。
ちなみに会員アプリは無料カウンセリングの際にダウンロードを勧められます。
その後、施術を受ける上での注意事項の確認が行われます。
- 日焼けをしていないか
- 生理中でないか
- ボディクリームを塗っていないか
- 2週間以内に予防接種を受けていないか(インフルエンザやコロナワクチンなど)
- 顔脱毛をする場合……
- メイクをしていないか
- 日焼け止めや保湿クリームを塗っていないか
- コンタクトレンズを装着していないか
覚えている限り、だいたい上記のようなことを確認されました。
顔脱毛する場合、当日メイクや日焼け止めを塗った状態で来院すると、パウダールームがあるのでそこで落としてくるように言われます。
その際、メイク落としシートを無料で貸してくれます。
どうやら『顔脱毛当日は、顔に何も付けない!』が鉄則のようで、保湿クリームを塗っていた場合も同じく、パウダールームで落としてくるよう言われます。
また、コンタクトレンズも外す必要があります。
私はスッピン&メガネにマスク装着という格好で行きました。
ワセリンでの保湿は前日からNG!
私はもう何年も前から、顔のスキンケアは無印良品の化粧水とワセリンのみにしています。
脱毛先日の夜は、何も気にせずいつも通りの保湿を行いました。
当日は保湿も含め、本当に何も付けずにいたのですが、前夜のワセリンが顔に残っている気がしたので、クリニックに行く直前に、ぬるま湯で軽く洗顔しました。
受付の方に一応その旨を伝えたところ、「メイク落としシートをお渡ししますので、一応、落として来てください」ということでした。
今後は脱毛の前日と当日のみ、ワセリンでの保湿はお控えください。施術後の使用は問題ありません。
おそらくですが、油分の多いワセリンや保湿クリームだと、レーザーの効果に影響するのかもしれません。
個室に案内される
受付を済ませた後、施術用の個室に案内されました。
- 施術担当さんの自己紹介
- 契約プランの確認
- 使用する機械の説明
- 紙パンツの履き方
だいたい上記のような説明を受けました。
『紙パンツ』というのは書いて字の如く、紙で出来たパンツです。
個室の施術台の上に、あらかじめ用意されてました。
説明が終わると施術担当さんは一旦退室。
その間に服を全部脱ぎ、紙パンツだけを履いた格好で施術台に仰向けになり、用意されたバスタオル(全身すっぽり覆う大きさ)を毛布のように掛けてしばしそのまま。担当の看護師さんが戻るのを待ちました。
紙パンツ一丁というあられもない姿ですが、バスタオルを掛けているのと、室温も快適なので寒くはなかったです。
使用された機械について
『ソプラノチタニウム』という蓄熱式の脱毛機でした。
3種類のレーザーを同時に発射することで、様々な毛質や肌質に対応可能だそうです。
また、身体の広い面(背中や胸、お腹、腕や脚)には大きめの照射口。
顔やVIO、手足の指といった狭い箇所には小さいサイズの照射口という感じで付け替えるようでした。
ちなみに照射口には痛み軽減のための冷却装置が搭載されており、肌に当てられると結構ヒヤッとします。
ただ、VIOの施術の際は、冷却装置のない別の照射口に付け替えるとかで、他の部位より痛みを感じやすくなるそうです。
大まかな照射の流れ
- 顔
- 身体の背面
- 両脚(ふくらはぎ、腿裏)
- 尻から腰にかけて
- 背中
- 腕(二の腕と肘下の裏)
- うなじ
- 身体の前面
- 両足の指
- 両脚(すね、腿)
- 両腕(二の腕と肘下)
- 両手の指
- お腹や胸
- 鎖骨や首の辺り
- ワキ
- VIO
VIOは1番最後。ラスボスです(←大袈裟)
各部位の照射前に必ず『剃り残しチェック→ジェルの塗布』が入ります。
剃り残しは、アリシアクリニックの場合、手の届かない箇所(うなじ、背中、腰、Oライン)に関してはシェービング無料。
それ以外の箇所は有料か、剃り残し箇所を避けての照射となります。
私はどうしても自己処理に自信が無かったため、初回は有料のシェービングサービスを利用しました。
剃り残し確認後、照射直前に塗布されるジェルですが、保湿効果と抗炎症作用があるそうです。
このジェルも、結構ヒンヤリとした冷たさでした。
まずは顔から
レーザーの光から目を守るため、化粧水か何かを染み込ませたガーゼのようなもの(ウエットティッシュ?)を両まぶたの上に乗せ、更にその上にゴーグルを乗せてくれました。
もちろん、目は閉じた状態で。
ちなみに、施術中も胸から足先までバスタオルを掛けた状態なので寒くはないし、恥ずかしさもありません。
というか施術担当者は女性で、しかもプロなので、恥ずかしがる必要は無いのですけど。
痛みを感じましたら、すぐに仰ってくださいね。
どうしても痛い場合は照射レベルを調節してくれるそうです。
顔への照射は1ショットずつ行われます。
私の場合、顔脱毛はほぼ無痛でした。
鼻下や眉上あたりで多少チクチクしたけど、「痛い」というほどでもなかったです。
それよりも、目を閉じてゴーグルを装着した状態でもはっきり感じるレーザーの眩しさにびっくり!
目に近い部分を照射する時なんかは特に。
赤い光がピカッときます。
目を閉じた状態でもこんな眩しいのに、施術している看護師さんは大丈夫なのだろうか?
おそらく(というか絶対に)ゴーグル的なものを装着しているのだろうけど。
想像以上にスピーディーで、20分も掛からなかったのではと思います。
体感的には、シェービングの時間を含めても15分くらい?
施術はもちろん、丁寧でした。
シミやホクロについて
ホクロには照射不可ということで、照射前に白いシールを貼ってくれました。
シミですが、私の場合は「この程度の色味なら照射可能」と言われました。
シミは照射可能ですが痛みが出やすかったり、火傷になるリスクが若干高まります。
シミの部分を避けて照射することも可能ですが、如何いたしましょうか?
……こんな感じで、照射前に必ず確認してくれます。
私は、シミの部分だけ産毛が残るのは嫌だったので、「照射可能なら避けずにお願いします」と答えました。
お次は全身
顔が終わると、そのまま全身の脱毛へ移行します。
看護師さんの指示通りにうつ伏せになり、まずは身体の背面から。
その後、今度は仰向けになり前面への照射に移ります。
どちらも脚から順番に行われました。
広い面への施術は顔の時とは違い、冷却装置が搭載された大きめの照射口で、肌全体をクルクル撫でるように照射されます。
冷たいジェルをまんべんなく塗られた上に、冷却装置搭載の照射口を肌に当てられて、脱毛の痛みよりも冷たさに「ひぃっ!」と声が出そうになりました(笑)
※照射口は徐々に熱を帯びて温かくなっていきます。
特に脇腹とか、冷たい&照射口でクルクルされてくすぐったかったです。
そういうのが苦手な人には辛い施術かも?
時間は顔の時と同様、「20分も掛かったかな?」というほどスピーディー。
そしてやはり、ほぼ無痛でした。
唯一、痛かった箇所
はっきり「痛い!」と感じたのはワキでした。
ワキは確か1ショットずつの照射だったのですが、1回照射された瞬間にパチッとした痛みを感じました。
よく言われている、『輪ゴムで弾かれるような痛さ』です。
ここはさすがに、照射レベルを下げてもらいました。
そしてラスボス・VIO
全身が終わったら、いよいよラストのVIOです。
VIOは最も痛みを感じやすい部位で、おまけに冷却装置のない照射口に付け替えるので、さすがに強い痛みを覚悟しました。
まずは剃り残し確認。
前日に頑張って処理したのですが、やはり結構残ってたみたいで、看護師さんがシェーバーで丁寧に処理してくださいました。
場所が場所なだけに、さすがに申し訳なくなった……。
まあ、相手はプロだし、慣れているんだろうけどさ。
まずはVラインから。
まんべんなくジェルを塗られた後、いざ照射!
…………痛くない、だと??( ゚д゚ )
思わず拍子抜け。
顔脱毛で感じた微かなチクチク感すら無し。
いやもしかして、Vラインだからまだマシなだけかもしれない。
さすがにIOラインは痛いだろう……。
などと考えている間にVラインが終わり、その後、I→Oラインと順に照射されたのですが……
痛くない!(;゚д゚)
Iラインは粘膜ギリギリの、結構きわどい部分まで照射されたのですが、チクリともしない!
なぜ? なにゆえ????
医療脱毛の進歩凄い!
結局、VIO全て痛みを感じないままあっさりと終了。
時間としてはやっぱり、20分も掛からなかったんじゃないかと思います。
スピーディー且つ丁寧な仕事ぶり!
そして痛くない!
何か感動しちゃいました……。
『黒ずみ』について
VIO脱毛で気がかりだったのが『黒ずみ』です。
恥ずかしながら私のVIOはまあ、黒いです。
脱毛前日に初めて自己処理した時、思わず「うわっ……!」と声出してドン引きするくらい……。
あまりに黒ずんでいると施術を断られるケースもあるとネット検索で知り、一応当日に担当看護師さんに訊いてみたのですが、
VIOは下着との摩擦などにより、どうしても黒ずんでしまいがちな部位です。
照射は可能ですが、色が濃い分、痛みは感じやすくなりますので、照射レベルを下げて行います。
照射は可能ということで、ひとまず安心。
※痛くなかったのは照射レベルを下げていたからかもしれない……。
ただ、気になる場合は念のため、無料カウンセリング時に確認しておいた方が良さそうですね。
トータルで掛かった時間
受付での待ち時間などを含めて、おおよそ90分といったところでしょうか。
※あまり時計を見てなかったので、本当にざっくりとした時間感覚です。
私の場合、前日の夜につけたワセリンを落とす作業が加わったので、それが無ければもっと早く終わったのかもしれません。
施術自体は1時間程度だったんじゃないかと思います。
看護師さんの声掛けが丁寧
施術中、担当看護師さんは逐一こちらを気遣い、声掛けをしてくださいました。
ソプラノチタニウムの照射口は冷却装置が搭載されていて、最初は冷たいのですが、照射を続ける内に熱を帯びていきます。
そのたびに、「熱くはないですか?」と気にかけてくれたり。
あと、1箇所につき照射時間は90秒(←うろ覚え)らしいのですが、
残り30秒です。
と、お報せもしてくれます。
室温は問題ありませんか?
寒かったら遠慮なく仰ってくださいね。
などと、細かいところまで気にかけてくれました。
素っ裸で施術を受ける側としては、この細かい気配りはありがたいし、安心できますね。
気になったところ
※あくまで、私が伺ったクリニックでの話になります。
ロッカーなどは無く、手荷物は施術室の隅っこの床に置かれた籠の中に入れるだけでした。
もちろん、盗む人なんているはずないですけど、貴重品もあるので若干心配にはなりました。
また、施術室は個室ですが、出入り口はカーテンで仕切られているだけで、壁もそれほど厚くないのか、隣室での施術音(機械の音)が聞こえて来ます。
話し声はほとんど漏れてはいませんが、全体的に結構ざわざわしていたように感じました。
ただ、これらは建物自体の設備や規模の問題もあると思うので、仕方ない気もします。
アリシアクリニックは全国至るところにクリニックを設けており、契約したところとは別の院で予約することも可能なので、いろんな院を試してみるのも面白いかもしれません。
脱毛後は保湿が大事!
脱毛後の肌は非常に敏感で、炎症を起こしやすい状態になっています。
「とにかく保湿が大事!」ということで、帰りにドラッグストアで購入しました↓
ミノン 全身保湿ミルク(顔・からだ用)
昔、アトピーだった頃、皮膚科の先生がオススメしていたミノン。
これ1本で顔を含めた全身の保湿が可能です。
脱毛後の肌に塗っても大丈夫でした!
注)個人差はあると思います。
余計な成分が極力カットされているので、肌が弱い人も安心して使えます。
感想
- 使用された機械⇒ソプラノチタニウム(蓄熱式)
- 全身、ほぼ無痛
- 顔は微かにチクチク
- ワキが唯一、痛かった
- 施術はスピーディー且つ丁寧
- 看護師さんの気遣いが素晴らしい
- トータルで掛かった時間は約90分(受付での待ち時間等を含め)
ひとまず初回照射を無事に終えられて、ホッとしています。
心配していた肌トラブルも今のところ無し。
1回受けただけなので、まだはっきりとした効果は出ていませんが、蓄熱式は照射から約3週間後くらいに毛が抜け始めるようなので、のんびり待つことにします。
次の予約は、少し日が空いて3月です。
効果が出始めたら、またブログに書こうと思います。