早いものでブログを開設してから4ヶ月目に突入しました。
そしてついに、Googleアドセンス審査にどうにか合格できました……!
年々合格基準が厳しくなっているらしいGoogleアドセンス審査に5回目で合格できたというのは正直、かなり嬉しいです。
今回は「なぜこのブログが審査5回で合格できたのか」について、自分なりに考えたことをまとめてみました。
アドセンス審査に合格するための対策などは、既にネット上で大勢の方が分かりやすくまとめてくださっていますが、私も自分なりの見解を記事にすることで少しでもお役に立てればと思いました。
主な内容として、
↓
- 合格に向けてやったこと
- 敢えてやらなかったこと
- 審査を受ける際の心構え
……以上について書いています。
特に、私のように雑記ブログを運営されていて、Googleアドセンス審査に合格するにはどうすればいいのか迷っている方がいらっしゃいましたら、参考になれば幸いです。
※注意!)この記事は決して、Googleアドセンス審査の合格を保証するものではありません。あくまで「私個人の場合」を記載していますので、参考程度にご覧ください。
合格までの大まかな流れ
当ブログを開始したのが今年5月の末頃。
初めてGoogleアドセンス審査を受けたのが翌6月の最初の週でした。
その頃の記事数は5~6記事程度で、PV数は全体で100にも届いていなかったと思います。
案の定というか、約1週間後に不合格のメールが届きました。
アドセンス審査に受かるのは難しいことだと知ってはいたので、その後は淡々と記事を更新しながら月に1~2回くらいのペースで審査を申し込んでいました。
ちなみに再審査を申し込むまでにしていたことと言えば、主に以下の通り
↓
- プロフィール記事やサイトのプライバシーポリシーを修正
- 記事が増えてきたらカテゴリー分けする
- サイドバーに「人気記事」を追加して読者の回遊率アップを狙ってみる
上記3つがどれほど効果があるのかはわかりません。
記事を更新しながら少しずつサイトの微調整も行って、ある程度の準備が整ったら再審査を申請していました。
そして今月に入ってすぐ、5回目の審査を申請。
その時点での記事数は37記事。
全体でのPV数は2300ほどでした。
9月6日(月曜日)の午前8時頃、ついに「合格」のメールをいただきました。
合格のために行った『基本的な対策』と記事を書く上で意識したこと
ネットで「アドセンス審査」「対策」などと検索すると関連情報が山ほどヒットすると思います。
私もいろんな方の意見を参考にしてはいましたが、それらすべてを試したのかと言えば答えは「No」です。
もちろん本当に何も対策を打たなかったのではなく、ネット上で誰もが「やった方が良い」と仰っているような超基本的な対策のみを行っただけで、あとは淡々と記事を書いていたという感じです。
ただ、記事を書く上で「常に意識していたこと」はあります。
私が行った基本的な対策
アドセンス審査の合格基準については公表されていないため、厳密には「絶対必須」と言えるような対策方法は不明とされています。
どこのサイト様でも、あくまで「効果があると思われる」方法を述べているだけで、実際に何が理由で合格出来たのかはアドセンス側にしかわからない。
正直「運」の要素も強いのではないかと思います。
私が1回目の審査を受ける前に、とりあえず行っていた基本的(と思われる)対策としては以下の通りです。
- 独自ドメインでサイトを運営
- プロフィール記事を作成する
- プライバシーポリシー記事を作成する
- お問い合わせフォームを作成する
- 上記2~4で作成した記事をヘッダーメニューに追加
- 記事に挿入する画像は自分で撮影したものか、フリー画像のみにする
- Googleアドセンスのポリシーを守る
独自ドメインについては、私はWordPressでサイトを立ち上げたので問題なし。
2~4についても、ないよりあった方が良いのではと思いました。
そのサイトへの信頼感にも繋がりますし、お問い合わせフォームを設置すると収益化が進んだ際、企業から仕事の依頼が来ることもあるそうです。
5の「ヘッダーメニュー」というのは、私のブログでいうと以下の部分
↓
運営者の情報や、万が一の連絡手段をサイトの一番見やすい位置に設置すれば、ここは安心して閲覧できるサイトであるというアピールにもなるのではないでしょうか。
Googleアドセンスのポリシーに関しては、一般的な常識に則ってサイトを運営していればまず大丈夫なはずですが、念のために目を通しておいた方が良いと思います。
Googleアドセンスのポリシーについては、以下のリンクからどうぞ。
↓
記事を書く際に意識していたこと
1.1記事あたりの文字数は最低でも1000文字
文字数についても様々な意見があるようですが、しっかりと中身のある記事にしたいと思うのであれば、やはり最低でも1000文字くらいは書いた方が良い気がします。
「1000文字」という数字だけ見るとかなり大変そうに感じますが、自分の思っていることなどをしっかり盛り込めば、案外あっという間に書くことができます。
もちろん1000文字に満たなかったとしても、要点が上手にまとめられていて、読者が知りたいと思っていることがすべて伝わる内容になっていれば、少ない文字数でも合格する可能性はあると思います。
2.読者の役に立つ内容になっているか
これはアドセンス審査に限らずブログを書く上で基本中の基本かもしれませんが、
「その記事を読むことで、どんな人の役に立つのか」
「読者に何を伝えたいのか」
……ということを意識するようにしています。
例えば、私はこれまでコンビニスイーツのレビュー記事をいくつか書いてきましたが、ただ単にそのスイーツの画像を掲載して「○○店で買った新作スイーツ、美味しすぎてヤバっ!」だけで終わるような記事には絶対しないと決めています。
わざわざブログに書こうと決めたからには、そのスイーツに対してそれほどの感動や衝撃を覚えたはず。
「スイーツ好きの人に、この商品の存在や美味しさを知ってもらいたい」
「この記事を読んで、今度買って食べてみよう、と思ってもらいたい」
まずはこのように、どんな人に何を伝えたいのかを明確にした方が、記事も書きやすくなると思います。
味の感想についても、
- 風味や香り
- 見た目のボリュームや食感
- 食べた後の満足感
……など、下手でも良いので自分の言葉で、できるだけ詳細な内容を書くようにすればより臨場感も伝わりますし、読者に「美味しそう」「食べてみたい」と思ってもらえる記事になります。
また食べ物以外にも、街のお店やネットでの購入品のレビュー記事についても同様です。
「その商品は特にどんな人の役に立つのか」
「その商品を使ってみて自分はどう感じたか」
「特にどの部分を知って欲しいのか」
……これらを意識しながら書いていけば1000文字くらいはすぐに到達できますし、記事自体の質の向上にも繋がります。
3.日記記事を書く際は、できるだけ話を膨らませる
当方、特定のジャンルに属さない「雑記ブログ」ですので、たまには日記的な記事を書くこともあります。
ぼっちの休日の過ごし方、のような感じで。
日記記事を書く際に注意していたのは、その日にあった出来事をただダラダラと羅列していくのではなく、できるだけ話を膨らませるようにすること。
例えば「午前中に散歩した」という内容で書く場合、
「散歩中に目にした景色について感じたこと」
「なぜ散歩が好きなのか」
「歩きながらどういうことを考えているか」
「散歩をすることで得られる自分自身への効果について」など。
ただ散歩した、だけで終わらせるのではなく、散歩についての話を詳細に膨らませていくようにすると、日記であっても読み応えのある内容になると思います。
日記記事の場合は「誰かの役に立つか」というよりは、
「自分自身がどういう人間なのかを知ってもらう」つもりで書くようにすると、読者に親しみを感じてもらうことも出来て、PV数の増加にも繋がるのではないでしょうか。
敢えて行わなかった対策
ネット上に飛び交うありとあらゆる『対策法』の中で、私が敢えて「やらなかった対策」についてご紹介します。
以下の対策をまったく行わなくても、当ブログはアドセンス審査に合格することができました。
ただこれもあくまで「私の場合は」という一例に過ぎませんので、参考程度にご覧いただければと思います。
やらなかった対策・1『毎日更新』
「ブログは必ず毎日更新して、どんどん記事数を増やすべし」みたいな情報もちらほら見かけたことがあります。
確かに毎日書いていれば、より早い段階で文章力も向上するだろうし、アクセス数も増えるのかもしれません。
しかし私はブログを開設した当初から「無理に毎日更新は目指さない」と決めていました。
私の性格的に「絶対毎日!」などと決めてしまうと却って挫折するからです。
それよりも、「無理に毎日更新しなくて良いから、その分、質の高い記事を書くようにする」ことを心がけた方が断然良いと思っています。
仮に毎日更新したところで、ろくに中身の詰まっていない記事ばかりを量産し続けているようでは、アドセンス審査合格どころか、誰にも見てもらえないブログになってしまうかもしれません。
せっかく開設したブログが楽しくなくなり、更新自体が苦痛になってしまうようでは本末転倒です。
ブログの更新頻度は無理のないペースで、コツコツと積み上げていけば充分だと私は思います。
やらなかった対策・2『アフィリエイト記事を非公開にする』
多くのサイト様で提唱されている「アドセンス審査期間中は、アフィリエイト記事を非公開にするべし」という対策法。
私は、これもスルーしました。
審査に合格する前に、既にいくつかアフィリエイト記事を投稿していたのですが非公開にはせず、審査期間中もそのままです。
調べたところアドセンスとアフィリエイトを併用すること自体は、どうやら可能らしいんですよね。
広告の配置には注意が必要ということですが。
ということは、アドセンスの審査期間中だからといってアフィリエイト記事を非公開にする必要はないのでは、と考えました。
あと個人的に、私のアフィリエイト記事の内容や広告の貼り方なども含めて審査してもらいたかった、というのもあります。
結果的には合格できたので、アフィリエイト記事を非公開にすべきという対策についても「必須」というほどではないのかなと思います。
やらなかった対策・3『日記記事はすべて非公開にする』
アフィリエイト記事と同様に、ただの日常の出来事を綴った日記記事についても、審査期間中は非公開にした方が良いという意見もよく見かけました。
確かにジャンルの定まらない記事ばかりを載せたブログよりも、特定のジャンルに絞って記事を書いているブログの方がアドセンス審査には有利なのかもしれません。
しかし、日記記事でも工夫すれば読み応えのある内容にはなるだろうし、当サイトはタイトルに『ぼっち暮らし』とあるように、日常の暮らしや出来事について書いた記事も大事なコンテンツだという想いがありました。
なので、日記に該当する記事の中でも明らかにPV数が低いと感じた5記事のみを非公開にして、あとはそのままでした。
重要なのは「記事の質」と「PV数」か?
合格のためにやったこと、やらなかったことを振り返ってみて思ったのが、やはり一番重要なのは「記事の質」そして「PV数」ではないかということです。
不合格になるたびに、アドセンスのサイトにログインして主な理由を確認していたのですが『不要(もしくは不充分)なコンテンツ』ということでした。
ポリシーに違反するようなサイトではないはずだし、基本的な対策も問題ない(はず)。
つまり私が一番に行うべき対策は、コツコツ投稿を繰り返しながらライティング能力を向上させて、質の良い記事を増やして行くこと。
そうしてPV数も得られるようになってくれば、アドセンス側からも「ある程度の広告収入が見込めるサイトだな」というふうに思ってもらえるのではないか……と考えました。
しっかりとした記事が書けていると認められれば、記事数や更新頻度が少なくても、特定のジャンルがない雑記ブログであっても、合格できる可能性は充分あると思います。
「何十回も不合格になるのは当たり前」くらいの気持ちで挑んだ方が良い
アドセンス審査は以前と比べてかなり厳しくなっているらしく、ネットで検索すると人によっては20回や30回、中には50回近くも審査を受けてようやく合格したなんてケースもありました。
私も2回、3回と不合格になるうちに「これは最低でも1年はかかるな」などと長期戦を覚悟していました。
幸い5回目で合格することができましたが、1発合格はほぼ不可能だと思っておいた方が良いかもしれません。
「何十回も不合格になるのは当たり前」くらいの気持ちでいた方が、下手に落ち込んだりする必要もなく、前向きに挑むことができると思います。
合格できなかったとしても、ブログ自体を諦める必要はない
たとえ何十回も不合格が続いて気分が落ち込んだとしても、ブログの運営自体を諦める必要はまったくないと思います。
不合格というのはあくまでアドセンス側の意向であって、すべての人がそのブログを否定しているわけではありません。
それに、あまりに合格することばかりに意識が向き過ぎていると、そもそも何のためにブログを始めたのか、肝心な目的がわからなくなってしまいます。
私は何より「自分自身がブログを楽しみながら続けること」を優先的に考えていました。
収益化も大事な目標ではありますが、仮にアドセンス合格が無理だったとしても、アフィリエイトや他社のクリック型広告に登録するなど、方法は他にもあります。
「合格までは長期戦になるのが当たり前!」くらいに考えながら、自分がブログを書こうと思った『本来の目的』を見失わないようにすることが何より大事だと私は思います。
長くなりましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。