少しでも節約したいのなら、やはり自炊は必須。
もともと料理は好きな方なので、食費の節約なら楽しみながら出来そうかな~という軽い気持ちで自炊生活を続けています。
とはいっても根が怠け者なので「無理はしない」を大前提に、毎日ではなく毎週土曜日か日曜日に平日分のおかずを3~4品くらい作り置きします。
そして足りなくなったらその都度新たに何か作るか、どうしても面倒なときはコンビニやスーパーの出来合いで済ませたりしています。
今回は、そんな私の自炊生活を支えてくれている便利なレシピ本をご紹介しようと思います。
「この本がなければ私の食生活はだらしないことになっていただろう」と、本気でそう思えるくらい日々助けられています。
料理初心者にもオススメ『つくおき 週末まとめて作り置きレシピ』
以前、この記事の最後の方でもチラッとご紹介したnozomiさんのレシピ本です。
あまり凝った材料は使わず、どこの家庭にも置いてある基本の調味料で作れるものがほとんどなので、料理初心者にもオススメです。
1品ごとにおおよその調理時間が記載されているのですが、長くてもだいたい20~30分、中には5分程度のものや電子レンジだけで作れるお手軽レシピも多数掲載されています。
他にも、冷蔵庫での保存期間の目安や冷凍保存が可能かどうか、お弁当に入れられるかなど、気になる点がしっかり記載されているので、たくさん作り置きする人にとってはかなり便利。
私も出社していた頃は毎日お弁当を持参していたこともあり、休日はこの本から保存期間が長めのメニューを選んで作り置きしていました。
巻末には、作り置きおかずの温めなおし方や保存容器への移し方、夏場のお弁当の取り扱い方なども紹介されていて、1人暮らし開始直後の私はそのページも参考にしながら自炊生活に慣れていきました。
この本を参考に、先日の日曜日に作ったメニューがこちら↓
『切り干し大根のツナマヨネーズ和え』
↓材料(書籍より引用)
- 切り干し大根
- にんじん
- ツナ缶
- 調味料→マヨネーズ大さじ2~3、調味酢(私はカンタン酢を使いました)大さじ1、醤油小さじ1、砂糖大さじ1/2
切り干し大根を水で戻す時間を除けば10分くらいで作れる簡単メニュー。
手間らしい手間といえば、にんじんを細切りにすることくらい。
火は一切使わず、細切りにしたにんじんをレンジでチン、あとはすべての材料と和えるだけ。
ツナとマヨネーズを使いますが、お酢を加えるので味はさっぱりしています。
こういった手軽に作れるおかずから、ガッツリ食べたいときの肉・魚メニューなどもあり、この1冊だけでも充分な内容になっています。
料理はするけど手間はかけたくない人、必見『ズボラさんの作り置き』
ユーチューバーとしても活躍されている「いち」さんのレシピ本です。
よくこの方の動画を拝見するのですが、1口コンロの狭いキッチンで手際よく何品も作って行く姿に毎回惚れ惚れしてしまいます。
動画は倍速になっていますが、それでも見事です。
またコンロと電子レンジのみならず、炊飯器も駆使して作り上げる料理の数々は一見の価値ありです。
タイトルに「ズボラさん」とありますが、nozomiさんの本と同様、凝った料理本という感じではなく、ごく一般的な調味料や食材で簡単に作れるメニューがほとんど。
炊飯器を使ったレシピも掲載されています。
1つだけ残念なのは、それぞれのメニューについて保存期間の目安が記載されていないこと。
本の冒頭に少しだけ記載がありますが、基本は2~3日を目安に早めに食べ切った方が良いみたいです。
この本を参考に作ってみたメニューはこちら↓
『救世主・肉みそ』
書籍内で実際に『救世主』と記載されています。
何にでも合う万能レシピ、という意味のようです。
豚ひき肉と刻んだ長ネギをニンニク&ショウガで炒め、味噌・醤油・砂糖を加えて汁気が飛ぶまで更に炒めたら完成。
ご飯にかけるのが一番美味とは思いますが、私は何となく冷奴にかけて食べてみました(豆腐が余っていたので……)。
濃いめの肉みそに、あっさりした冷奴が相性抜群でおいしかったです。
なるほど、これは確かに万能なレシピ!
他にも『3分で作れるズボラ飯』というのも紹介されていて、美味しいものを作りたいけど手間はかけたくないという人(私です)には特にオススメの1冊です。
私的、レシピ本を選ぶ基準=手間なく美味しく作れるかどうか
私がレシピ本を買う際の選択基準は主に以下の通り↓
- 1品につき、長くても30分程度で作れそうか
- 作り置きメインの内容であるか
- ごく一般的な調味料や食材のみで作れるか
私も大概ズボラな人間なので、出来るだけ時間をかけずに済むレシピを選ぶようにしています。
生地を捏ねた後、冷蔵庫で1時間寝かせて……みたいな料理は無理です(メンドクサイ)。
今回ご紹介したレシピ本は2冊とも上記をすべて満たしており、「もしやナマケモノな私を救うために出版されたのでは?」なんて思ってしまうくらい、とにかく自炊のたびにお世話になっています。
もちろん自炊に慣れた人にとっても、見ているだけでワクワクするような美味しそうなおかずがたくさん掲載されているので、興味のある方はぜひ読んでみてください。