昨日、派遣会社の営業担当から「12月以降も現在の派遣先企業での契約を更新されますか?」という電話連絡がありました。
そうか、来月は契約更新月か。早いなー。
部署異動してからそろそろ3ヶ月目に突入するのですが、現状は特に問題なく仕事が出来ています。
在宅勤務も変更ないみたいだし、来年1月からも引き続き契約を更新するつもりです、と伝えました。
営業曰く、派遣先企業側も「来年以降も継続して欲しい」と言ってくれているみたいです。
ありがたいと思う反面、「私はいつまで今の派遣先で働き続けるんだろう」という漠然とした不安感もあり、契約更新の確認連絡が来るたびに微妙に悩んでいるのも事実です。
派遣社員の「契約更新」とは?
このブログでもたまに書かれている「派遣の契約更新」ってそもそも何よ?
……という方もいらっしゃるかなと思ったので、簡単にご説明しようと思います。
派遣社員には雇用期間の定めがある
基本的に派遣社員には「雇用期間の定め」というものがあります。
数日間という超短期のものから、3ヶ月や6ヶ月。1年間など。
雇用期間は仕事によって様々です。
その定められた期間の中で1ヶ月、あるいは3ヶ月ごとに雇用契約を更新して行きます。
私のような「長期派遣」の場合、3ヶ月ごとに更新することがほとんどのようです。
また、長期派遣とは言っても、派遣社員が同じ会社の同じ部署で勤務できるのは3年間までという「3年ルール」があるので、どんなに長くても3年で契約満了となります。
以下の記事でも、派遣社員の3年ルールについて解説しています。
↓
派遣会社からいつ頃、契約更新確認の連絡が来るの?
ほとんどの場合、契約満了日の1ヶ月前までに、担当者から契約更新についての連絡があります。
私は在宅勤務なので電話連絡となっていますが、普通に派遣先に出社している場合は担当営業が直接会社に来て、10分程度の面談という形式になると思います。
派遣会社の営業が、派遣社員本人と派遣先企業、双方の意思を確認して合意を得られた場合、新たに3ヶ月間の雇用契約を結んで契約更新となります。
何の連絡もなしに勝手に契約が更新されることは有り得ない
派遣社員への連絡なしに、契約が自動更新されるということは有り得ません。
また、事前に派遣会社を通すことなく、派遣先企業から派遣社員へ雇用契約のやり取りをすることも禁止されています。
上記はどちらも労働者派遣法違反となります。
現在、派遣社員として勤めていて、もしそのような出来事に遭遇したら、すぐに派遣会社の担当者に報告しましょう。
私はいつ、どんな理由で今の仕事を辞めるのか?
契約を更新するたびに、「仮に今の派遣先を辞めるとすれば、どういう理由だろう?」なんてことを考えます。
過去記事にも書いたと思うのですが、仕事は決して好きではないけど「1人暮らしを続ける資金を得るための手段」と割り切っています。
部署異動したことで来年以降も更に3年間継続して勤務できるようになったけど、いつまでもズルズル居続けるのも本意じゃない。
かと言って他にやりたいことや将来の夢なんかも持っていない。
つくづく中途半端でいい加減な人間だなと、自分でも思います。
もしこの先、私が今の派遣先を辞めることになるとすれば、いったいどんな理由だろう?
- 「実家に帰ることになりました」←ない
- 「結婚します」←願望なし
- 「正社員の仕事が決まったので」←そもそも正社員は希望しない
- 「副業で月20万円以上稼げるようになったので、今後はそっちに専念します」←このブログが収益になるまでどのくらい掛かるのか……
- 「派遣先から雇用契約終了を告げられた」←
現状、5番目が一番可能性高いな……。
結局「なるようにしかならん」と思うことにしている
あれこれ悩んでみたところで「なるようにしかならん」という、いつもの答えに落ち着いてしまいます。
答えというか、もはや諦めに近い?
もし契約更新されなくなったら次を探すしかないのだし、現状は派遣先も「居て欲しい」と言ってくれているのだから、与えられている仕事をしっかりこなして行くしかない。
派遣社員という働き方を選んだことについて後悔もしていません。
私が正社員で働いたところで、あらゆる重圧に身も心も潰されて再起不能になると思うし、結局長く働けないのは目に見えている。
お金よりもストレスフリーな生き方を自分で選んだのだから、多少の不利な面は仕方ないと思ってます。
つまり結局は、
「悩んだところで、なるようにしかならん」
まだ起こっていない未来を不安がることばかりに時間を費やすくらいなら、今の暮らしをどう充実させるかに注力した方が良い。
そう考えると、「まだ辞めるべきではないな」という結論に至ります。
まあ他に収入源がないので当然ですが。
……こんなふうに色々と考えてしまう契約更新月ですが、その時の状況から最善の道を選んで、少しずつ進んで行くしかないのだと思います。
そうして進んだ先に何が待っているかなんて、その時にならないと分からないし。
ひとまずは、「来年以降も居て欲しい」と仰ってくれた現在の派遣先様に感謝です。