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【ブレイン・プログラミング】「引き寄せの法則」は脳科学! 成功も失敗も、すべては脳の『RAS』次第!

読んだ本
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『ブレイン・プログラミング』という本を読了しました。

いやあ、人間って面白い。

……というか人間の『脳』って面白い。

現代科学が生み出したどんなコンピューターよりもよく出来てる。

きっと、その気になれば私たちは何だって出来るようになるし、どんな夢も叶えられる。

読み進めるごとに、私たちに秘められた無限の可能性にワクワクする、そんな1冊です。

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『ブレイン・プログラミング』アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ:著

人生で成功したければ『RAS』を存分に活用すれば良い。

将来の夢や願望も、この『RAS』を活用すれば自動的にどんどん叶って行くということです。

そしてその『RAS』は特別な人間だけに与えられる能力などではなく、私たちの『脳』に最初から備わっているもの。

そんな驚きの機能が私たちの脳内に存在するだなんて……!

この本の著者も『RAS』を上手に活用することにより、絶対に無理だと誰もが諦めるような夢や願望をすべて実現してきたそうです。

RASとはいったい何?

RAS「Reticular Activating System」

日本語では「網様体賦活系(もうようたいふかつけい)」

私たちが実生活の中で見聞きする膨大な量の情報を取捨選択し、脳にインプットする「フィルター」のような役割を担っています。

RASが脳に伝えるのは、自分にとって「もっとも必要な情報」のみ

RASが脳にインプットするのは、無数の情報の中でもとりわけ「自分が今もっとも必要としている情報」「自分が日頃から強く意識している物事に関する情報」のみ。

それ以外の情報は、私たちの知らないうちに消去されてしまうそうです。

例えば「ダイエットしたい!」と日頃から強く思っている人の場合。

テレビやインターネット、雑誌、街中の広告など、あらゆる所で「確実に痩せる」「たった●日で●㎏減」といったダイエットに関するキーワードがやたら目につくようになったり。

同じ学校や職場に好きな人がいると、離れた場所からでもその人の存在にいち早く気づいたり。

結婚して妊娠した途端、それまで関心のなかった子供や出産に関する情報に敏感になったり、自分の周囲に妊婦がやたら多いことに気づいたり……

こういった事例もすべて、RASが「今もっとも必要な情報」「強く意識されていることに関する情報」だけをピックアップして脳に伝えた結果なのだそうです。

なぜRASという機能が脳に存在するのか?

人間の脳は普通に機能するだけでも相当なエネルギーを消費します。

何でも、脳は存在するだけで1日に300~450kcalを消費しているのだとか。

また、対局中のプロのチェスプレイヤーの脳が1日に消費するカロリーは6000kcalにもなるという衝撃の研究結果もあるそうで……

チェスではないけど、藤井 颯太君(竜王)も対局中はきっと同じような感じだったのだろうと思いました。

つまり、脳は機能するだけで莫大なエネルギーが必要で、1日に毎分・毎秒とんでもない量の情報が飛び交う中、それらすべてを受け入れようとすれば、脳を隅から隅まで100%フル稼働しなければならなくなります。

そんなことになれば、おそらく消費カロリーは6000kcalでは済まなくなり、私たちの身体がもちません。

RASが膨大な量の情報から、その人がもっとも必要としているものだけをピックアップすることにより、脳の働きすぎを防いでいます。

「引き寄せの法則」はスピリチュアルではなく脳科学

『引き寄せの法則』とは、思っていることが現実化する、というもの。

引き寄せノートとか、本屋にも売られてましたよね。

スピリチュアルの世界では「波動と共鳴したものが現実化する」とか「宇宙の力で引き寄せる」とか言われているそうですが、

この本を読むと、引き寄せの法則もスピリチュアルではなく、人間の脳に最初から備わっているRASが働いた結果なのだと理解できます。

※スピリチュアルを全否定する気はありません。

「叶えたい夢」や「理想の自分」を強く思い描くことで、RASがそのために必要な情報をピックアップし、夢を実現できる最短ルートへ、その人を導いたということです。

注意! RASは「ネガティブ」と「ポジティブ」を区別しない

RASが脳に伝えるのは、その人が「日頃から強く意識している事に関する情報」だけ。

それがネガティブだろうとポジティブだろうと、

例え本心では望んでいないことであろうと、

強く意識し続けているのであれば、RASはすぐさまそのことに関する情報を拾い上げ、私たちを導いてしまいます。

日頃からネガティブ思考に陥りやすい人は、できるだけポジティブな物事に集中し、RASを「書き換える」必要があります。

「やりたいことリスト」を作って、自分の願望を明確にしよう

著者がオススメするRAS活用法のひとつ、「やりたいことリスト」の作成。

自分がやりたいと思っていること、達成したいこと、夢や願望、行きたい場所などをすべて書き出すというもの。

書いたからと言って、必ず実行しなければならないというルールはなく、とにかく現時点で自分が興味のあることなどを書いて行く。

その際に重要なのが、「何をしたいか」だけを考えるということ。

「どうすれば達成できるのか」

「どれくらいの資金が必要なのか」

「今の自分の状況で、これらすべてを叶えられるのか」

……などという余計なことは一切考えない。

「自分は何をしたいのか」

それだけを考えて紙やノートに書き出して、ひたすらRASに叩き込んで行く。

そうすれば、RASは「自分がやりたいこと」に関する情報を拾い上げ、それを実現するための最短ルートへ導いてくれます。

まず何をしたいのかをはっきりさせる。

どうすれば達成できるのかは、RASに任せておけば、そのうち自然にわかる。

引用元:『ブレイン・プログラミング』アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ著(サンマーク出版)

「手で書く」ことが重要

著者曰く、「やりたいことリスト」を作成する上で重要なのは「手で書く」こと。

理由はパソコンのキーボードで打ち込むよりも、手書きの方が必要な指の動作が遥かに多く、その分、脳で働く神経の数も多くなるため。

目標を手書きすることでRASがより活性化され、目標達成に向けて効果的に働き出すそうです。

さっそく実践してみた

著者に倣い、私も「やりたいことリスト」を作成してみました。

実現可能・不可能は一切考えず、手持ちの貯金額のことも無視して、ひたすら自分の願望を書き連ねました。

ノートにざっと5ページ分。

画像はその一部です。

ノートに書き出してから約4週間後、さっそく1つが叶った?

私が書き出した「やりたいこと」の中に、以下のようなものがあります。

  1. ブログで月10万稼げるようになる
  2. コワーキングスペースで1日中ブログを書いて過ごす

会社に縛られず、自由なスタイルで仕事をするのが夢です。

本当に達成できるのかは一切考えないのがルール!

しかし、ノートに願望を書いてから約4週間後……

何と私の住むアパートから徒歩5分の所にコワーキングスペースがオープンしました。

ある日の朝散歩の最中、何となく選んだルートで偶然「New Open!」と書かれた大きな看板を発見。

飲み放題のドリンクや食事メニューもあり、面積もかなり広いみたいです。

ええ、もちろん……

偶然なのは分かってますよ?

コワーキングスペースなんて我が家の近所でなくても、探せば至る所にあるし……。

しかし、余計なことは考えないのが『ブレイン・プログラミング』のルール!

ここは素直に「RAS凄い!」と思って喜んでおきましょう。

作成したリストは毎日、読み返すことも重要

作成した「やりたいことリスト」を毎日、あるいは1日に何度も読み返すことで、自分にとって本当に重要な目標が見えてきます。

同時に、たいして重要でない目標にも気づきます。

そういう時は、新たに浮かんで来た目標を追記したり、不要な目標は削除してもOK。

著者は更に、目標のリストをコピーして部屋中に貼り付けたり、パソコンのスクリーンセーバーに設定していつでも見られるようにすることを推奨しています。

そうすることで、著者は自身のリストのおよそ90%以上の目標を達成してきたそうです。

私自身も、ノートに書いた「やりたこと」を読み返すうちに、

「ああ私って実は、人の役に立ちたいと思っているのかもしれないな」

「本当は人や社会に貢献できる活動をしたいのかもしれないな」

という、今までまったく気づけなかった「意外な一面」を発見できました。

もしかしたら、このブログを始めたのも「役に立ちたい」という想いの一環なのかもしれません。

そうなれるように、日々精進します。

まとめ

◆RAS(Reticular Activating System)とは↓

  • 網様体賦活系(もうようたいふかつけい)
  • 自分にとって一番必要な情報だけを選択し、脳にインプットするフィルター的な役割を担う
  • 「引き寄せの法則」もRASの働きによるもの
  • 例え本心では望んでいないことでも、強く意識している限り、RASはそれに見合った情報を探し続けてしまう

◆著者が推奨する「やりたいことリスト」作成の基本↓

  • 自分がやりたいと思うこと、日頃から興味のあることをすべて紙やノートに書き出す
  • どんな些細なことでも、興味があることならすべて書き出す
  • 「手書き」することで、RASはより効果的に働き出す
  • 「どうすれば実現できるのか」など、余計なことは一切考えない
  • 「自分は何がしたいのか」ということだけに集中する
  • 作成したリストは常に読み返す
  • 新たに目標を追記したり、不要な目標は削除しても良い
  • リストをコピーして部屋中に貼り付けたりすると尚良い

今回ご紹介したのはあくまで一部のみで、本書には他にも、人間の脳やRASに関する様々な興味深い実例や、著者自身の実体験なども豊富に記載されています。

やりたいことが分からずに迷っている方や、ついネガティブな考え方に囚われてしまう方(←私もです)

この本を参考に自身のRASを活用してみると、人生に大きな変化が訪れるかもしれません。

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