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派遣の職場見学に行ってきた⇒無事採用!【当日の流れや面談の様子をご紹介】

無職日記
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先日、派遣の職場見学(という名の面接)に行ってきました。

結果を先にお伝えしますと「採用」ということで、無事に無職を脱出することができました。

長引くことを覚悟していた無職期間も、どうにか3ヶ月ちょっとで終えることができて、ひとまず安心しております。

今回は実際の職場見学の様子と採用に至るまでの経緯について、ご紹介しようと思います。

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今回応募した求人について

  • IT系企業での資料作成メインの事務
  • 電話応対なし←重要
  • 週3日程度の在宅勤務あり
    • リモートワークを推奨していて、コロナ後も継続する方針←超重要!
    • 研修期間中は出社メイン
  • 交通費支給
  • 在宅勤務手当支給←重要
  • 週5日勤務
  • 土日祝日・年末年始は休み←重要
  • 実働7.5時間
  • 最寄駅から地下道直結(雨の日でも通勤便利!)

なかなか良い条件ではないでしょうか。

コロナが落ち着いた以降もリモートワークは継続するという点が特に。

在宅勤務手当が出るというのもGOOD!

ただ、時給に関しては前職より200円も下がります……。

前日に派遣会社からメールあり

職場見学の前日に、派遣会社から当日の日程や待ち合わせ場所などについてメールがありました。

開始30分前に、企業ビルの1階エントランスで派遣会社の担当営業と待ち合わせ。

営業と事前の打ち合わせをした後、企業担当者との面談開始……と、派遣の職場見学としては極々一般的なスケジュールが書かれていて、そこまでは私も「ふーん」と軽く流し見。

しかし、メールの最後の方に気になる一文が……。

『当日はもう1名のスタッフ様も同席となります』

まさかの派遣社員2人同時の職場見学!

過去に何社も職場見学を経験してきましたが、このパターンは初めてです。

そして湧き上がる嫌な予感。

面談も2人同時に行われるのだろうか?

それだと職歴とか経験業務とか互いの情報がモロバレになるけど、そういうのは問題ないの?

ていうかもし、2人同時に面談させて企業側に選ばせるってことだとしたら、

それって派遣法的にどうなの?

頭の中で不安や疑問が大爆発。

しかし落ち着いてよく思い返してみれば、社内選考通過時の電話連絡の際に複数名募集の案件です」と言われてはいたので、同席するのは一緒に働く予定の人かもしれない……。

何はともあれ今さら断るのも嫌なので、派遣会社に「確認しました」という旨の返信をしておきました。

◆当日の服装は?

派遣会社からのメールに『当日はスーツかジャケット着用で』と記載されていたので、スーツで行きました。

ちなみに過去記事でも紹介したGUのスーツです。

ジャケット着用ならオフィスカジュアルでもOKみたいですが、スーツが一番間違いないと思います。

職場見学当日・派遣会社の担当営業と待ち合わせ

開始時間が午後3時30分からなので、営業との待ち合わせは午後3時。

何事にも5分前到着どころか30分前到着が当たり前の私は、午後2時頃には最寄り駅に到着。

↑昔から時間に遅れることを極端に怖れる性分なのです……。

しばらく駅周辺をぶらぶらして時間を潰しつつ、企業ビルに着いたのは2時40分頃。

1階エントランスのベンチに座り、営業さんが到着するまでの約20分間、ぼーっと待っておりました。

警備員さんから不審に思われていなければ良いけど……などと余計な心配しつつ、3時ぴったりに派遣会社の担当営業が到着。

はきはきとした女性で好印象。

互いに挨拶を交わしてさっそく事前の打ち合わせ開始……って、あれ?

そういえばもう1名同席すると聞いていましたけど、まだ来てませんね?

営業さん「もう1人の方は発熱されたと連絡があったので、本日はながみさんお1人の顔合わせとなります」

……あ、結局そうなるのね。

前日、2人同時面談についてあれこれ心配した自分がバカみたいに感じた。

この極度に心配性な性格、マジで何とかならんか……。

◆スキルシートを渡される

打ち合わせの前に、派遣会社が作成した『スキルシート』を渡されました。

派遣の面談では履歴書・職務経歴書が提出不要のため、派遣先企業はこのスキルシートから派遣社員の職歴やスキルを確認します。

面談時に企業担当者へ職務経歴を説明する際も、このスキルシートを見ながら行います。

ちなみに学歴や住所、氏名、年齢、性別など、派遣先企業が派遣社員を特定&選考材料にするような内容は一切記載されていません。

私が渡されたスキルシートには職歴の横に各企業の社名がメモ書き(営業さんが書いてくれた)されていたのですが、企業側に提出済みのスキルシートには社名までは記載されていないとのこと。

なので自己紹介の際には勤めた企業の業種を軽く説明するだけで、社名までは言わなくて良いということでした。

あと私は学校卒業後の約10年間は接客の仕事をしていたのですが、それについても省略して良いと。

「今回応募した仕事に関係のある、事務の職歴だけ紹介してください」ということでした。

スキルシートにも、接客の職歴は1行程度で簡単にまとめられた状態。

これなら職歴紹介もだいぶ楽になるな、と少し安心しました(笑)

◆事前打ち合わせ開始

気を取り直して営業さんと事前打ち合わせ開始。

  • 業務内容の確認
  • 時給や交通費支給、休日など待遇面の確認
  • 所属予定の部署について(社員や派遣の人数など)
  • 私の職歴やスキルの確認
  • 先方が求めている人物像やスキルなど
  • 面談の流れ
  • 自己紹介の仕方
  • 面談でよく聞かれること

打ち合わせ内容はだいたい上記の通り。

面談で聞かれそうなことや、先方が求めている人物像については特に詳しく話してくれました。

主に『コミュニケーション能力』や『黙々、コツコツ行う作業に抵抗はないか』ということを気にされているそうです。

黙々コツコツは全然OKですが、『コミュニケーション能力』ですか……。

試しに、ここの社員さんの雰囲気はどんな感じなのか、営業さんに訊ねてみたところ、

「社員の方は皆さんスマートな対応をされる方が多いです。圧迫面接をしてくるようなタイプはいませんので、そこはご安心ください」

それはよかった(笑)

更に、就業中の派遣社員の中には無期雇用に切り替えて3年以上勤務している人もいるのだとか。

派遣社員の受け入れ体制もしっかりしている企業らしく、雰囲気は悪くなさそうな印象。

まあ今回の企業も派遣会社も、どちらも名の通った大手だし、コンプライアンス的なものはしっかりしているはず。

あとは私の判断次第ということで、開始時間の5分前くらいに営業さんとエレベーターに乗り、企業担当者との面談へ。

面談開始

企業側の担当者は男性社員1名と女性社員2名の計3名。

役職は不明ですが、おそらく男性社員が部署のトップなのだろうと思います。

3人とも雰囲気も話し方も穏やかで、嫌な感じなど一切受けませんでした。

たまにですが、対面した瞬間「あ、この人とは絶対合わない」という雰囲気を感じ取ってしまうことがあるので……(そしてその手の予感は大抵当たる)

面談には派遣会社の営業も同席。

基本的に、営業さんが進行役となって面談が行われます。

ちなみに全員マスク着用で、おまけにデスクの中央に透明のパーテーションがあるので、普段より声も大きめに、ハッキリ喋る必要がありました。

◆まずはこちらから自己紹介(←最難関)

面談は必ず、派遣社員による自己紹介&職歴紹介から始まります。

これが最も緊張を強いられるわけですが、派遣の面談&通常の転職面接の際、私が心掛けていることがあります。

それは……

せめて最初の挨拶だけはしっかりと!

緊張して上手く喋れなかったりするのは仕方ない現象なので、せめて第一印象を少しでも上げておくために、挨拶はしっかりハッキリ行うことにしています。

出来るだけ笑顔と、明るい口調を意識して!

「〇〇(←氏名)と申します。本日はお忙しい中お時間をいただき、ありがとうございます」

これさえ言えたら、あとは野となれ山となれ!

●続けて職歴紹介へ

以下の表は過去記事でもご紹介した私のヤバい職歴です。

1番上から古い順になっています↓

某中古書店雇用形態はアルバイト。
レジや品出しなど、店内業務全般。
専門学校卒業後、4年ほど勤務。
無職期間・約1年書店退職後、まさかの無職長期化。
何か精神的にグダグダだった時期。
短期の派遣やアルバイトはしていたのでニートとは違う……と思う。
某百貨店の食品売り場雇用形態は派遣社員。
弁当・総菜コーナーでのレジ・接客業務。
2年か3年ほど勤務。
無職期間・約10ヶ月またも無職長期化。
しかし、「短期のバイトはしていたのでニートではない!」と思ってる……。
某百貨店の婦人雑貨売り場上記とは別の百貨店で派遣社員として勤務。
『販売専門スタッフ』と『レジ専門スタッフ』に分業されていて、私は『レジ専門スタッフ』だった。
職場も大概ブラックだが、派遣会社自体も相当ブラックで退職者続出してた。
2年ほど勤めて限界が来たので退職。
無職期間・約1年
※職業訓練校に通う
この時の無職は、職業訓練校に5ヶ月くらい通ってたのでただの無職ではない!……と言い張る。
訓練校のおかげでWord、Excel、PowerPointのMOSを取得できた。
接客業に勤めるのは精神的に限界だったので事務の仕事を探すことに。
某保険会社雇用形態は派遣社員。
業務は書類作成。念願の事務職。
しかし職場はブラック。悪い意味での『女の職場』という感じ。
人間関係に疲れ果て、約2年で退職。
無職期間・約8ヶ月もう何度も無職を経験してきましたが、年末年始を完全無職のままで迎えたのはこの時が初めてだった……
某IT系企業2022年の12月末まで派遣社員として勤務。
勤続3年半くらい。
データ入力やチェック業務など、単純作業がメイン。たまに資料作成。

職歴紹介ですが多くの場合、古い経歴から順番に紹介することになります。

過去の職場見学では上記の職歴を最初から1つひとつ企業側に説明せねばならず、自分でも今何の仕事の話をしているのか混乱しまくったものです……。

しかし今回は接客業の経歴は省略して良いと営業さんからナイスなアドバイスを頂戴しているので、某保険会社と某IT企業での事務業務について説明すればOK!

スキルシートも、直近2社での事務職のみをピックアップした感じに作られていて、他の接客業での経歴は『〇年(←西暦)~○年:百貨店などでレジ・接客業務』の一言のみ。

ちなみに空白期間(無職期間)についても記載されていませんでした。

※過去の派遣会社のスキルシートには『〇年~〇年:就職活動』という感じで空白期間全て記載されていた。

ナイスです、派遣会社&担当営業さん!

「職務経歴のご説明をさせていただきます。事務の経験としまして、まず〇年から〇年の約2年間、保険会社(←社名は言わなくてOK)にて書類作成やデータ入力の業務を行っておりました。具体出来には~(←業務内容について具体的に説明。スキルシートを見ながらでOK)

だいたい上記のような感じで、直近2社の事務経験について紹介しました。

◆企業担当者による業務説明

主に男性社員さんから業務内容の説明。

  • 資料やマニュアル作成がメイン。他にはデータの集計業務、メール対応など
  • 電話対応はないが、メールは多い

はっきり言って未経験な業務です。

ただ、Excelに関しては特に高度なスキルは求めていないらしく、会社の専用ツールを使うことがほとんどだとか。

前職もそんな感じだったので、その点は特に抵抗感はありませんでした。

◆質疑応答

  • 資料作成には結構細かいチェックや時には修正依頼が入るが大丈夫か
  • コミュニケーションを取りながら進める作業だけど、問題ないか

事前に営業さんから聞いていた通り、企業の担当者さんたちはこの2点を特に気にされているようで、何度も確認されました。

本音は「そんなのやってみなければわからないし、今時点で断言できない!」のだけれど、

「社員さんからのチェックや修正依頼に関しては柔軟に対応するつもりです」

「前職は在宅勤務メインでしたが、業務の進捗等について、メールやチャットツールで社員さんと頻繁に連絡を取り合ってました。出社した際は対面でのミーティングを行うこともありました。全くコミュニケーションが取れないということはないです」

……という感じで答えておきました。

企業担当者さんからの質問は業務に関することや、私自身のスキルの確認という感じで、それ以外の事柄について深く突っ込まれることはありませんでした。

ちなみに私からは、

  • 他の派遣社員さんたちも同じ業務を行っているのか
  • 資料作成について、テンプレートを基に作成するのか
  • コミュニケーションをとりながらというのは、チーム内でということか

上記について訊ねた気がします(もはやうろ覚え)。

待遇面については事前の打ち合わせで営業さんから充分聞いていたので、私からの質問も業務に関することに絞りました。

約30分で面談終了→営業さんと最後の確認

面談は30分ほどで終了しました。

企業の担当者さんたちにしっかりとお礼を述べ、営業さんと一緒にエレベーターで1階エントランスへ。

解散前に、営業さんから就業意思があるかどうか、最後の確認をされます。

面談の結果「合わない企業だな」と感じたのなら、ここでお断りしてもOK。

私は特に嫌な感じも受けなかったし、もし採用されたら頑張ってみようという気になってはいたので、「もしご縁があれば、働いてみたいです」と伝えました。

営業さん「では、企業様にながみさんをご推薦しますね」

そう、企業と面談した時点では、まだ採用決定ではないのです。

この後、派遣会社と企業側との間で何やかんや行われて採用・不採用が決められるのです。

合否の連絡は、「早ければ翌日中」とのことでした。

◆ていうか『職場見学』がなかった……

今回の企業は『面談』のみで終了。

過去にもこういったケースはたくさんありましたが、改めて思う。

『職場見学』とはいったい?

やはり実態は『面接』か……。

それとも案外こんなもん?

前職の企業の職場見学では、面談終了後に社員さんが社内を案内してくれたんだけどなあ。

顧客の個人情報を扱う仕事だったからオフィスの見学は中には入らず、通路側からガラス越しにという感じだったけど。

休憩室やトイレまで案内してくれて、働くイメージをばっちりつかむことができたので、迷わず就業を希望できた。

まあ今回の企業も、面談部屋に案内される時にチラ見した限りでは、雰囲気は落ち着いた様子で余計な雑談で盛り上がってる様子は感じられず。

本当に『黙々と』という印象を受けました。

過去に私語や雑談がうるさ過ぎる職場で働いたことがあり、相当イライラしたので、その点は安心かな?

翌日、『採用』の連絡あり

面談翌日の午前中、私はハローワークに行っていたのですが、その最中に派遣会社の営業さんから着信あり。

ハローワークでの用事を済ませた後、急いでこちらから折り返しの電話。

営業さん「企業様より、ながみさんの就業希望をいただいております。ながみさんも同意ということでよろしいでしょうか?」

業務内容や勤務開始日、時給等の待遇面について確認した後、

「お願い致します」

と伝えました。

こうして無事に採用をいただき、約3ヶ月に及ぶ無職生活に終止符を打つことができました。

面談時に意識した方が良いこと

面談(面接)を受けていつも感じるのは、企業側は『コミュニケーション能力』を重要視しているのかなあと。

「うちの従業員と上手くやっていけるか」「社風に馴染める人だろうか」などを気にしているのかもしれません。

人間関係って働く上でかなり需要ですし、早期退職理由のトップにもなっているらしい。

私自身、身に覚えが有りまくり……。

上の方でも書きましたが面談時にまず心がけた方が良いこととして、

挨拶はしっかりと!

あとは、

質疑応答の際は相手の顔を見て、時おり相槌を打つ。

相槌というのは、企業担当者の話をただ黙って聞いているだけでなく「はい」と声に出して頷く、みたいな。

頻繁にやると逆に変に思われますが。

このふたつを意識するだけでも、企業担当者からの印象はだいぶ変わるのではないでしょうか。

今回の職場見学・感想

雰囲気は終始穏やかで、面談してくれた社員さんたちもおとなしい感じの人たちだったので、比較的落ち着いて話すことができました。

就職面接みたいに長所短所や志望動機、空白期間についてなどの余計なことは一切訊かれず。

業務内容を説明して、就業する意思があるかの確認のみという感じでした。

企業担当者さんたちも、『通常の採用面接と派遣社員の面談は違う』ということを理解していた様子で、何度か派遣会社の営業さんに「〇〇について訊ねても問題ないでしょうか?」と確認していたのが、個人的に好印象でした。

あと、今回お世話になる派遣会社の営業さんも、かなり感じの良い方なので、その点も就業を決意した理由の1つです。

派遣で働く上で、担当の営業さんとの相性というのはある意味、最も重要なポイントなので。

面談中も私が気になっていたことを代わりに企業担当者に質問してくれたり、結構フォローを入れてくれたので助かりました。

完全未経験の業務になるので不安はありますが、採用していただけたことに感謝して、頑張ってみようと思います。

以上、長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!

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