3連休初日は映画を観に行って来ました。
お盆休みに続き、今年2本目の映画鑑賞です。
初めての立川シネマシティ

今回、初めての立川シネマシティ!
立川には何度も訪れているのに、シネマシティで映画を観たことはないという……。
シネマシティは建物が『シネマ・ワン』と『シネマ・ツー』に別れていますが、今回の映画はシネマ・ツーの方で上映。
内観はコンクリート剥き出しの壁で、映画館というより美術館か博物館のような印象。
そして肝心の上映ですが、音響がとにかく素晴らしかったです!
『極音』という上映方式だったのですが、自分が映画の世界の中に入り込んだように感じられるほどリアルで、臨場感たっぷり!
例えば登場人物が通路の奥から、こちらへ向かって歩いて来るシーン。
画面奥から登場人物が徐々に近づくにつれてスピーカーから流れる足音も大きくなり、人物が通り過ぎるとスピーカーの足音も小さくなっていく、など。
本当に自分の横を通り過ぎて行ったんじゃないかと思えるくらい、リアルでした!
あと座席もふかふかで、座り心地抜群だったのも良かったです。
朝一番の上映だったせいか空いていて、ゆったり映画を楽しむことができました。
映画の感想(ネタバレなし)
さて、何の映画を観て来たのかという話ですが……

8番出口
お盆休みの投稿でも「観たい」と書きましたが、ついに観に行って来ました!
まず感動したのが、ゲームそのまんまに再現された、あの地下通路!
ゲーム内でも登場した異変の数々に、思わずニヤニヤが止まらない(笑)
そして何よりも、『おじさん』ですよ!
ループする地下通路を延々歩き続ける人。
ある意味、8番出口はゲームでも映画でも、この『おじさん』が主役です(笑)
俳優さん、素晴らしかったです。圧巻でした!
撮影時、ひたすら歩き続けるの大変だったろうなあ。
でも、あのオリジナルストーリーは賛否別れるかもしれないと思いました。
ゲームを映画化するにあたって多少のオリジナル要素を加えるのは必須だろうし、私は「こういうのも有りだ」と思えたけど。
もちろん、主演の二宮和也さんも素晴らしかったです。
主人公は喘息という設定なのですが、発作で苦しむ演技が迫真すぎて……。
私は喘息持ちではないけど、アレルギー性気管支炎にかかった時、本当にあんな感じの発作が起こったから、苦しそうで見るのが辛くなった……。
抜け出せない異常な地下通路で喘息を発症するって、地獄ですよね。
そんな『地獄』に巻き込まれた主人公の絶望が、迫真の演技力でしっかり伝わってきました。
俳優さんの演技も素晴らしいし、ゲームの雰囲気もしっかり保っているし、全体を通して面白い映画でした!
ゲームを知らない人でも楽しめると思います!
映画館の遊び心?
上映終了後は入って来た時と違う扉から出たのですが、そこの通路で、何と再現されてました(笑)


お客さんたち皆、写真を撮ったり、じーっと見つめたりしてました(笑)

案内板も、ゲームや映画のまんま。
ちなみに映画館の1階エントランスへ続く階段は、この『8→』が示す先にあったりします。
もちろん、無事に脱出できました(笑)
いやー楽しかった!