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世の7割以上の派遣社員が正社員化の誘いを断っているらしい【私が派遣社員として働く理由】

仕事
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こんにちは、こんばんは。アラフォー派遣社員です。

来月が現在の派遣先の契約更新月なので、そろそろ派遣会社から更新するかしないかの電話連絡が来るのかなーと待ち侘びている状況なのですが……

そんな中、今の私にとってなんともタイムリーなニュース記事を見つけてしまいました。

世の中のほとんどの派遣社員が正社員登用の誘いを断っており、今後も派遣社員として働くことを希望しているそうです。

実は来年の春頃で現在の派遣先での勤務が契約満了になるのですが、そんな私にとってこのニュース記事は驚きであると同時に「やっぱりねー」と納得してしまう内容でもありました。

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私が正社員という働き方を望まない理由

派遣社員のいわゆる『3年ルール』により、私が現在派遣されている企業での仕事は来年の春頃で契約満了となります。

『3年ルール』というのは要するに、「派遣社員は原則、同じ派遣先企業の同じ部署で3年以上働くことはできません」という制度のこと。

契約満了後はまた新しい仕事を探すか、もしかしたら契約満了前に派遣先から正社員登用の誘いが来る場合もあるみたいです。

私も来年の春以降は契約満了で職を失い、また一から仕事を探さなければならないわけですが、

「雇用形態は派遣社員。正社員は希望しない!」

……と決めています。

もし仮に、何かの奇跡で現在の派遣先から正社員登用の誘いがあったとしても断るつもりでいます。

派遣社員という働き方を望む理由は人それぞれだと思いますが、私の場合は主に以下の通りです。

お金よりも『自分の時間』が大事

お金を稼ぐことももちろん重要なのですが、私にとってそれ以上に重要なのが『自分の時間を確保すること』です。

どんなに人間関係などに恵まれた会社で働けたとしても、プライベートの時間も得られないほど多忙であれば私の精神はもちません。

現在の派遣先は土日祝日・年末年始は休みで、派遣社員は基本的に残業なし。

社員の方は皆さん親切で、休みも申請すればしっかりもらえます。

おまけにコロナ禍以降は、ほぼすべての業務を完全テレワーク化。

私も去年の4月から一度も出社はしておらず、在宅勤務をしています。

私は過去に何度も職を変えてきた経緯があるのですが、今の派遣先が一番「ホワイト」に近い職場だと思っています。

ただしそれは「派遣社員として働く分には」という意味です。

正社員という働き方は負担が大きすぎる

社員さんたちは皆、毎日遅くまで残業し、業務用のパソコンを持ち帰って、休日でも自宅で仕事をしています。

ゴールデンウイークや年末年始などの長期休暇も、ほぼ関係なし。

コロナ以前は出張も頻繁にあり、つい数日前に九州への出張から帰ってきたばかりの社員さんが、翌週には海外へ出張するなんてこともありました。

あるいは1人で多数のチームを管理する仕事を請け負って、分刻みでスケジュールが埋め尽くされている人もいます。

もちろん、その社員さんからすれば仕事を本当に楽しんでいるのかもしれませんが、私にとっては到底無理な働き方です。

また正社員ともなれば任される業務の質や量だけでなく、責任の重さも派遣社員の比ではありません。

私にとって正社員という働き方は、心身ともに負担が大きすぎます。

「甘い」とか「怠慢だ」と思われるかもしれませんが、過去に何度も職を変えてきた経緯を振り返ってみても、重大な責任を担えるだけの能力は私にはありません。

給料が低く安定していなくても、派遣社員なら頑張れる

よく「正社員との待遇格差」が問題視されてますが、私個人の場合で見ればそれは仕方のないことだと受け入れています。

あくまで「私個人の場合」ですが……。

過去に何度も職を変えてきたと書きましたが、はっきり言って私は昔から人よりも頭がおかしいところがあって、基本的に社会に馴染めません。
※この辺りのエピソードを書くと長くなるので今回は割愛します。

正社員のような働き方は到底無理だし、そんな能力もない。

けれど、正社員のサポート業務が主で残業もほとんど無く、責任もそれほど重くない派遣社員でなら頑張れる。

そう思い、派遣社員という働き方を選びました。

より自分に合った働き方をするために、給料などの待遇面には敢えて目を瞑っています。

私にとって重要なのはお金よりも「自分の時間」ですから。

派遣先で人間関係などのトラブルがあった場合、派遣会社を通じて相談できる

職場で人間関係などのトラブルがあった場合、自分から誰かに相談するにしても却って仕事がやり辛くなったり、同調圧力でそもそも相談できる雰囲気ですらなかったりなど、色々あるかと思います。

私もその昔、とある保険会社で事務のアルバイトをしていた際、まさにそのような状況に見舞われました。

上司も信用ならない人で、誰にも相談できず、ひたすら我慢しながらズルズルと2年間も働いていました。

そんなに嫌ならさっさと辞めればよかったのにと思われそうですが、辞めたくても「辞める」とすら言い出せない雰囲気の職場ってありませんか?

結局その職場は「新しい仕事を見つけた」という理由で無事に退職できたのですが、派遣社員として働く今、何かあっても派遣会社の担当者に相談できるというのが、私にとってかなりの安心感になっています。

派遣社員は派遣先企業に直接雇用されているわけではないので、仕事や人間関係などでトラブルを抱えた際は派遣先の社員ではなく、派遣会社の担当者にまず連絡します。

そうすると派遣会社の担当者が自分の代わりに、状況を改善できないかを派遣先企業に相談してくれます。

もしその担当者自体が頼りにならないといった場合は、派遣会社には他にも相談できる部署がいろいろあるはずなので、そこに問い合わせればOK。

はっきり言って辞めたくなった場合も、わざわざ派遣先に直接言わなくても良いんです。

今回のニュース記事にも派遣社員を望む理由の1つとして書いてありますが、退職希望の際は派遣会社の担当者から派遣先に伝えてもらって、もし派遣先から理由を聞かれたら「契約満了のため」と言えば済むのです。

私の過去の働き方と比べれば、これはかなり心強く感じられます。

しかしそのためには、どの派遣会社に登録するかを慎重に選ぶ必要がありますが。

「正社員が絶対」「給料(お金)が絶対」ではなくなってきている

マイナビのニュース記事を見て思ったのが、「良い大学を出て、良い会社に就職して~」という従来の価値観が崩れてきているんだなということ。

終身雇用も崩壊する(あるいは既に崩壊している)などと言われていて、もはや正社員が絶対安定とは限らなくなってきている。

コロナ禍以降はテレワークという新しい働き方も広まって、1人1人が「自分が本当に大事にしたいものは何なのか」を意識し始めたのではないかと思います。

私も仕事がテレワークになることで、自分はお金よりもプライベートの時間が大事なのだと改めて実感しました。

自分の時間が得られなければ、どれだけお金を稼いだとしても精神面が耐えられないのだと。

来年また仕事を探すにしても、正社員ではなく派遣社員を選ぶつもりだし、欲を言えば週4日程度の勤務でテレワークOKの仕事にしたいと思っています。

まあ平日週5日勤務をするにしても、1日実働7時間までにしたいなと(今の仕事は実働8時間)。

理由は本を読む時間と、ブログを書く時間を増やしたいからです。

1人1人が自分の中の大事なものと向き合って、会社よりもまず自分が幸せに生きるために働く。

そんなふうに人々の意識が変化していて、時代も少しずつ、そういう生き方が出来るようになってきているのではないか。

そして今、私たちが見ている世界は、その転換期の真っ只中なのではないか。

あくまで個人的にですが、今回のニュース記事を見てそのように感じました。

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