何ヶ月か前に、区から『眼科検診のお知らせ』という封筒が届きました。
それより更に数ヶ月前にも同じく区から『歯科検診のお知らせ』や『健康診断のお知らせ』も届いてました。
いずれも理由は『対象の年齢だから』ということです。
どうやら40代以降というのは地域ぐるみで健康を気遣われる年齢らしい……。
健康診断の方は、9月から今の派遣先で働き始めて国保を抜けたので、区の健診はもはや対象外。
歯科健診は行きつけの歯科医で定期的に受診している。
というわけで、眼科検診のみ受けてきました。
自己負担300円で眼の健康状態を一通りチェックしてもらえるんだから、かなりお得だと思います。
むしろ受けないと損。
区の眼科検診とは
私が住んでいる区の場合、その年度(今だと令和5年度)に40歳・45歳・50歳・55歳・60歳を迎える人が対象となるそうです。
検診の目的は、緑内障&加齢黄斑変性の早期発見および治療のため。
どちらも40歳頃から発症の可能性が高まる病気だそうです。
どんな検査をするの?
- 問診
- 眼圧測定
- 眼底検査
- 眼底カメラ撮影
- 細隙灯(さいげきとう)顕微鏡検査
痛みを伴う検査は皆無です。
眼の状態をいろんな機材で撮影するような検査ばかりなので、リラックスして、医師や看護師さんの指示通りにすればOK。
実際に検診を受けてみた
土曜日の午前中に近所の眼科で受診したのですが、同じく区の眼科検診で来ていた人が私以外に3~4人いました。
- 問診票に必要事項を記入
- 視力検査
- 眼圧検査
- 眼底検査など、検診内容を順番に⇒途中、散瞳剤(瞳孔を広げる目薬)の点眼あり
- 医師による診察⇒その場で検診結果(異常有・無)を言い渡される
痛くも痒くもない検査ばかりですが、強いて言うなら、「3秒数える間、瞬きをしないでください」という指示が何度かあって、それが地味に辛かった。
たった3秒間でも、瞬きしないと眼には酷。
何だか代わる代わるいろんな機械で眼をチェックされたけど、どれがどの検査だったのか、ほとんど分かりませんでした。
眼圧検査は眼の表面に空気を当てるやつです。
これは眼科を受診すると必ずやりますよね。
結構勢い良く空気が発射されるので、毎回ビクッとなります。
散瞳剤を点眼される
検査を進めて行く途中、医師から散瞳剤という、瞳孔を広げる目薬を点眼されました。
瞳孔を広げることで、より細かく検査できるとか何とか言っていた気がします。
点眼後、検査を再開するまで待合室で20~30分ほど待たされました。
たぶん瞳孔がしっかり開くまで、そのくらいの時間が掛かるんだと思います。
――で、この散瞳剤点眼後なのですが、瞳孔がいつもより開いてしまうせいで光がいつもより眩しいの何の。
日常生活に支障をきたすほどではないですが、待合室の蛍光灯を直視できないくらいでした。
蛍光灯でもそんな感じだから、外の日差しなんか尚のこと。
景色がいつもより白っぽく見えるくらい光が目に染みる。
両手を額の辺りに翳して、視界から日光を遮るようにして歩いてました。
そうしないと碌に目を開けてられなかったので。
あと、ピントも合わせづらくなるので視界がぼんやり霞んだ状態になります。
散瞳剤点眼後は4~5時間はこんな感じなので、自転車やバイク、車の運転、その他機械の操作などは絶対NGだそうです。
ちなみに瞳孔がしっかり開いた状態の眼を試しに鏡で確認したのですが、茶色の部分のほとんどが真っ黒になっていて思わず、
Σ(||゚Д゚)ヒィ~!!
ってなりました。
かなりゾワッとくる有り様でしたよ……。
医師からその場で結果を言い渡される
散瞳剤点眼後、医師から眼の様子を詳しくチェックされます。
機械で撮影(?)したり、眼にライトを当てながら「右を見て」「左を見て」と指示されたり。
時間は10分掛かるか、掛からないかくらい?
終わるとその場で、検診結果が言い渡されます。
今回の私の結果は異常なし!
あー良かった!
検診全体の所要時間は?
私の場合、待ち時間も含めて合計1時間30分ほどだったと思います。
散瞳剤も点眼されたので、余計に時間が掛かったみたいです。
点眼後の待ち時間がなければ、おそらく30~40分くらいで終わったのかなという気がします。
感想
お知らせの封筒が来た当初は面倒に感じて数ヶ月放置していたのですが、結果的には行って良かったと思ってます。
医師から「異常なし」と告げられた時の安堵感は半端なかった(笑)
これからジワジワと『老い』を感じて行く年齢だし、こういった検診は受けられるのなら極力受けた方が身のためかな、と。
健康第一。
少しずつ、この言葉が身に染みるようになりました。
来年で41かあ……。