ふと思い立って、子供の頃に住んでいたとある街に行ってきました。
特別な理由はないのですが、何か懐かしくなったから。
訪れるのは10数年ぶり?
いや、20年ぶり以上?
所々お店や建物が変わってたりしたけど、景観自体はあの頃のままでとにかく懐かしかったです。
通っていた小学校まで足を運んで、敷地の外から校舎を眺めたりしたのですが、まったく変わってない様子。
6年間も通ったせいか、校舎内の教室の配置とかも全部覚えてます。
何なら校歌も覚えてる(笑)
小学校とか、当時の通学路とか、よく買い物した商店街とか、いろいろ歩いて回りました。
思い出の、とある公園
思い出とは言っても大した出来事があったわけじゃなく、「子供の頃よく遊んだ」ってだけのことです。
上の画像を撮ったのは滝のある広場なのですが、私が子供の頃はここに大量の鳩がいて、日曜日にはよく父と一緒に近くの駄菓子屋でポン菓子買って鳩たちに与えてました。
だいぶ人馴れした鳩ばかりで、手に乗ってきたりしてたなあ。
ちなみにこれは30年近く前の話であり、
現在は鳩を含め、園内の生き物たちへの餌やりは禁止されています。
この公園には池もあります。
鴨たちが優雅に一休みしていました。
3羽しか撮っていませんが、実際には6~7羽くらいいたと思う。
過去、何度か子連れの鴨を見たこともあります。
池には鯉もたくさん泳いでます。
1匹のデカい奴が近づいてきました↑
人影を察して、「餌がもらえる!」と思ったのかもしれません。
昔は餌やりしている人もいましたが、今は餌やり禁止です。
ごめんよ……。
公園を出たところにある花壇で撮影したピンクの花↑
たぶん、コスモス……?(←花の知識皆無)
子供時代を振り返る
年取ったせいなのか何なのか、近頃頻繁に子供時代を思い出したり、懐かしく感じることが増えました。
実際は『思い出す』というか『振り返る』感じかもしれない。
懐かしいとか言っておきながら、実は小学校時代の自分自身ってほとんどうろ覚えなんですよ。
30年近く前のことだから、記憶が薄れるのは当然かもだけど。
ただ、学校や勉強は決して好きではない子供だったと思います。
「懐かしい」とか言っておきながら学校嫌いとか何だよソレって感じですが……。
好きじゃなかったくせに懐かしむのは卒業してから約30年も経ったからこその余裕なのか?
自分で自分の感情がよくわかりません(笑)
昔も今も卑怯者
基本的にぼんやりした子供時代の記憶ですが、嫌だったこと、辛かったことは割と覚えてます。
根本がネガティブ思考なので、そういう物事にフォーカスしがちなのかもしれません。
でも実際、小学校の頃から内に閉じこもりがちで、友達を作るのが苦手な性分でした。
常に周囲の顔色を窺うことに必死。
教師に怒られたりしないよう、クラスメイトから嫌われたり陰口叩かれたりしないよう、目立つ行動は控えて、意見も絶対言わなかった。
「出る杭は打たれる」とわかっていたから。
自己主張するよりも周りに合わせることを最優先させる性格は、あの頃から培われたものでした。
今思うと、ただの卑怯者ですよね。
今の自分は、あの頃よりは『多少マシ』という程度で、根っこの部分は変わってないと感じます。
昔ほど自分を下げる言動はしなくなりましたが、常に逃げ道を探しているような、自分に矛先が向かないための曖昧な態度を取ったりとか、未だにあります。
卑怯者。
それが私の正体なんだと思う。
それでも無性に懐かしい子供時代
楽しいことよりも嫌なことが真っ先に浮かんでくるというのに、久しぶりにあの街を訪れて発した第一声は「懐かしい」でした。
最近本当に、ふと気づくと子供時代を振り返ったりしてるんですよね。
主に10歳から12~13歳くらいの頃。
※10歳より前は昔過ぎてフツーに思い出せないんだと思う……
散歩中とか、仕事がひと段落した時とか。
友人関係がうまくいかなくて孤立したり、両親の不仲が本格的になったりで辛いことが多かったはずなのに、なぜ懐かしいと思うのか。
あの頃住んでた街を訪ねたりなどするのか。
本当にもう……
「死期でも近いのか私⁉」
って感じです。
……なんだか結局、何が言いたいのか分からない記事になってしまいましたが、これ以上続けると無駄にネガティブな内容に落ち込んでしまう気がするので、今回はこれで締めます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!