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在宅勤務のメリット、デメリット

仕事
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現在、私が派遣社員として勤めている会社はコロナ禍を機に、2020年の3月からほぼ全ての業務をテレワークへ移行しました。

私も去年からずっと在宅勤務です。

ここ1年ほどまったく出社していませんが、仕事は問題なく出来ています。

私には在宅勤務が性に合っているらしく、出社していた頃よりもストレスなく仕事に集中出来るようになりました。

先日、派遣会社の担当営業と契約更新についての電話面談があったのですが、在宅勤務は人によって合う・合わないがはっきり分かれているのだとか。

合わないと感じる人たちの理由は様々かと思いますが、会社がテレワーク化したおかげでストレスから解放された私が思う、在宅勤務のメリット・デメリットをまとめてみました。

「在宅勤務ってどんな感じ?」「家で仕事に集中できるの?」といった疑問をお持ちの方に、少しでも参考になればと思います。

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メリット

個人的に感じる在宅勤務のメリットは主に以下の3つです

  1. 周りの状況や雰囲気に流されずに済む
  2. 通勤時のストレスからの解放
  3. 時間に余裕が生まれる

1.周りの状況や雰囲気に流されずに済む

会社というのは本当に、いろんな人が集まっています。

優しい人、怖そうな人、面白い人、癖のある人、ちょっとおかしなことを言う人……などなど。

あらゆるタイプの人間がひとつの建物に詰め込まれた『人種のるつぼ』みたいだなと思います。

そんな場所で1日7時間あるいは8時間も過ごすわけですから、いろんな出来事にも遭遇します。

※例↓

  • 嫌な上司
  • 嫌な先輩(お局とか)
  • 部署内の派閥
  • 仕事中にも関わらず大声で繰り広げられる雑談
  • なぜか仕事しない人。そしてその人がやらなかった分がこっちに回ってくるという理不尽
  • 本来の業務と関係のない仕事まであれこれ押し付けられる

私はこれまで勤めてきた職場で、上記すべてに遭遇しました(泣)

昔から気弱で言い返せない性格もあり、いつも何かしら理不尽な出来事に巻き込まれてはストレスを胃にため込む日々。

相手も、私がろくに言い返せない性格なのを見抜いて完全に見下している様子。

もちろん、私が弱すぎるのも原因なことは理解していますが……。

しかし在宅勤務になってから、こういった周囲の状況によるストレスからはすっかり解放されました。

何せ職場は自宅。

おまけに1人暮らしなので、誰の目を気にすることなく落ち着いて仕事だけに集中できます。

やかましい雑談にイライラしたり、社内の複雑な人間関係に振り回されたり、上司や嫌な先輩に怒られないよう常にビクビク顔色を窺ったりする必要もありません。

あと、いろんな人から余計な仕事を回されることもないので、作業スピードも上がりました。

マルチタスクが苦手な人にとっても良い働き方なのではないかと思います。

2.通勤時のストレスからの解放

私が特に苦痛に感じていた通勤ストレスは以下の3点。

  1. 満員電車
  2. 人身事故などによる突然の運転見合わせ
  3. 悪天候の中の出社

2-1.満員電車

これを苦痛と感じない人はいないはず。

過去の職場は乗り換えなしで通勤できた分まだ良かったのですが、今の職場はJRから地下鉄に乗り換える必要があり、しかもその地下鉄は行きも帰りもJR以上の満員御礼。

通勤時間帯の駅ホームには、ちょうど電車の出入口が停止する各地点に係員が1人ずつ立っていて、ぎゅうぎゅう詰めになった乗客たちを車内の奥へ押し込んでドアを閉じさせたり。

やっと発車するかと思いきや上手くドアが閉じれなかったのか、何度も開閉を繰り返して数分が経過したり。

私にとってあの混雑振りは拷問と言えるほどの精神的苦痛でした。

みんなそれを仕方のないことだと受け入れて我慢しているのだろうけど、

「何で毎朝こんな目に遭いながら会社に行かなきゃいけないの?」

「どうしてこれを我慢するのが普通なの?」

……という不満や疑問も、私の中で募る一方。

満員電車を乗り越えて、やっと会社に着いた時には既にぐったり。仕事を開始する前に疲れ切っています。

在宅勤務となった今、そんな苦痛に苛まれることはありません。

電車に乗る必要ないですから。

2-2.人身事故などによる突然の運転見合わせ

満員電車も嫌ですが、通勤時間帯に起こる運転見合わせも勘弁願いたいものです。

しかも原因が人身事故となれば、運転再開まで何時間かかるかわかりません。

最悪なのは満員電車に乗っている最中に人身事故が起きて電車が駅と駅の間の地点で停止し、そのまま長いこと車内に閉じ込められるというケース。

想像するだけで酸欠起こしそうです……。

また、振替輸送を行っている別路線のホームまで一斉に大移動を開始して、大勢が流れ込んだ先の電車内でもトラブルが起きて新たな遅延が発生などという、負の連鎖が巻き起こるもしばしば。

しかし今はもう、たとえ朝のニュースで「人身事故により○○線が運転見合わせ~」という情報が飛び込んできても冷静でいられます。

仕事は家でしますから。

……余談ですがその昔、実家から都心の会社まで通っていた頃、通勤に利用していた電車が「○○駅でイノシシと衝突したため」という理由でストップしたことがあります。

実家も、衝突現場となった○○駅も、どちらも東京都内です。

3-3.悪天候の中の出社

通勤時間帯に大型台風が直撃しようが、真冬に思わぬ大雪で電車もバスもストップしようが、とにかく出社しろというのが日本企業の基本スタイル。

「臨時休業にする」とは絶対ならず、せいぜい「明日は朝から大型台風直撃するらしいからいつもより早い電車に乗るとか、各自で判断してね」という連絡が社内メールで届く程度。

「各自で判断」という曖昧な一文に、「何かあっても自己責任だよ。でも絶対来いよ」という含みを読み取った私は、従業員の身の安全より会社の運営が最優先というブラック体質が当たり前のように蔓延る日本社会に、本気で絶望した次第です。

暴風雨の中やっとの思いで駅に着いても電車は遅延しまくりで、改札からホームまで人がすし詰め状態の大混雑。

当然、在宅勤務ならこういった悪天候も気にする必要がありません。

通勤時間帯に台風が直撃して外が暴風雨になっていようが無問題です。

朝から余計なストレスや疲労感を抱えることなく仕事に取り組むことが出来ます。

3.時間に余裕が生まれる

自宅と会社の往復に時間を取られなくなる分、自分が自由にできる時間が増えます。

出社の必要がないので朝もゆっくり寝ていてOK。

敢えて普段通りの時間に起きて朝活に励むのも良し。

1日の業務終了後も、仕事による疲労&帰宅時間帯の満員電車というダブル疲労に見舞われることがなくなり、就寝までの間に好きなことをする時間が増えました。

出社していた頃は、仕事が終わって帰宅したあとはもう肉体・精神ともにクタクタで、夕飯食べてお風呂入って歯を磨いて速攻寝るという繰り返しの日々でした。

今は夕飯が終わってからアマゾン・プライムビデオで好きな映画や海外ドラマを観たり、読書をしたり、こうしてブログを書いたりできるようになりました。

今まで会社に奪われていた自分の時間を、少しでも取り戻せた気分です。

私にとって自分時間を確保できることが何よりも大事なんだと、改めて実感しました。

デメリット

腰痛。

これに尽きる。

原因は完全に運動不足。

毎日の通勤・帰宅も身体にとってはそれなりに運動だったらしく、在宅勤務になり会社に行く必要がなくなってからは運動不足が腰にきました。

一時期は特に朝が辛く、目が覚めてベッドから起き上がろうとすると激痛。

顔を洗おうと前屈みになろうとすると激痛。

靴下を履こうとするだけで激痛。

パジャマから服に着替える時も激痛……という具合。

ネットでいろいろ調べた結果、動かないのが足腰にとって一番悪いらしく「とにかく歩け」だそうです。
※痛い原因が骨にある場合は別。

なので腰痛対策のため、天気が良い朝は仕事開始前に20~30分ほど近所を散歩することにしました。

結果、1週間ほど続けただけで毎朝の痛みがかなり改善。

ウォーキングと言えるほどしっかりしたものではなく、本当にただ景色を眺めながらぶら~っと散歩しただけです。

座りっぱなしは寿命を縮めるとよく聞きますが、なるほどなと納得しました。

痛みが酷かった頃に通っていた整形外科の先生曰く、コロナで自粛やテレワークが始まってから腰痛で通う患者が増えたそうです。

もしこれから会社がテレワーク化するという方がいらっしゃいましたら、腰痛対策は必須と思われます。

近所を10分や20分くらい散歩するだけでも、本当にだいぶ違いますよ。

まとめ

メリット↓

  • 周りの状況や雰囲気に流されずに済む
  • 通勤時のストレスからの解放
  • 時間に余裕が生まれる

デメリット↓

腰痛

私としては腰痛以外は本当に快適に働けているので、できればコロナ終息以降もテレワークが世間に定着すればいいなと願っています。

ただ、周りの状況を気にする必要がないという点については、1人暮らしではない人にとっては違ってくると思います。

結婚していて自宅に小さなお子さんがいる場合などは集中したくても出来ないことが多いだろうし、Zoomでミーティングする時は家族に会社の大事な情報を聞かれないよう注意する必要もあります。

自宅で1人で集中できる環境がある程度整っていて、長時間1人で黙々と作業し続けることが苦にならないという人には向いている働き方ではないかと思いました。

今後はテレワークを含め、もっと自由な働き方を許容できる日本社会になっていくことを心底願います。

※2022年4月から、週2日間だけ出社勤務となります↓

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