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国営昭和記念公園に行って来た!【紅葉、イチョウ並木、原っぱのお洒落カフェ】

おでかけ
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紅葉シーズンですね~……ってこの記事を上げてる頃にはほとんど散っているかもしれませんが。

今年はいつもの井の頭公園ではなく、昭和記念公園まで行ってきました!

お目当ては紅葉の他に、名所と話題のイチョウ並木、そして有名建築家が設計したというお洒落カフェ!

あと、日本庭園もぜひ見てみたい!

というわけで、平日に外出できる無職の特権を大いに活用し、先週の金曜日に行って来たので、さっそくご紹介します!

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国営昭和記念公園とは?

昭和54年に『昭和天皇御在位五十年記念事業』の一環として、立川飛行場跡地にて整備が開始され、昭和58年10月に開園した公園です。

東京都立川市と、その隣の昭島市に跨っており、現在の広さは約170ha(※公式サイト参照)

……と数字で言われてもよく分からないのですが、たぶん東京ドーム●個分とか、そういうレベルの広さなのだと思います。

桜に紅葉、夏はプールにバーベキュー、花火大会、冬はイルミネーションなど、様々なイベントで盛り上がる都内の名所のひとつです。

出入口は5つ

とにかく広大な昭和記念公園。

出入りできるゲートは全部で5つあります。

ちなみに駐車場も3ヶ所あります。

利用する公共交通機関や園内の目的地に合わせて、どのゲートから入るか選ぶことができます。

私はこの日、用事で立川に来ていたので、立川ゲートから入園しました。

5つのゲート
  • 立川ゲート
    • JR中央線・立川駅北口より約18分
    • 多摩都市モノレール・立川北駅 公園口より約16分
  • 西立川ゲート
    • JR青梅線・西立川駅 公園口より約2分
  • 昭島ゲート
    • JR青梅線・東中神駅 北口より約10分
  • 砂川ゲート
    • 西武拝島線・武蔵砂川駅より約20分
  • 玉川上水ゲート
    • 西武拝島線・武蔵砂川駅より 約25分

【参考】
国営昭和記念公園・公式サイト:アクセス

いざ入園

平日にも関わらず、なかなかの盛況ぶり

所用で立川を訪れたついでだったので、この日は立川ゲートから入りました。

ちなみにこの立川ゲートに辿り着くまでに、『昭和天皇記念館』や総合案内所などがある『ゆめひろば』という、広大な広場を突っ切る必要があります。

その広場を突っ切った先の『みどり橋』を渡り、そこから更に歩きます。

JR立川駅北口から立川ゲートまで、スタスタ歩いたとしても20~30分は掛かります。

立川ゲートに着いた時点で、私の両脚のふくらはぎはパンパンです。

ながみ
ながみ

しまった……。

立川駅から青梅線で西立川駅まで行って、西立川ゲートから入るべきだった。

電車代ケチったせいで余計に歩くハメになった……。

ちなみに西立川駅は、立川駅から青梅線で1駅です。

JRで昭和記念公園へ向かう際は、西立川ゲートからの入園をオススメします。

【参考】
国営昭和記念公園・公式サイト:各種マップ・パンフレット

入園料について

大人(高校生以上)一般は450円。

中学生以下は無料です。

当日券の他に、『2日間通し券』『年間パスポート』『昭和天皇記念館セット券』などもあります。

詳しい料金については下記のリンク先でご確認ください。

また入園料はキャッシュレス決済対応です。

立川ゲートでは駅の自動改札機のようなものが設置されており、Suicaをタッチするだけでスムーズに入園することができました。

西立川ゲートや砂川ゲートでも同様に、キャッシュレス決済に対応しているそうです。

【参考】
国営昭和記念公園・公式サイト:各種料金

カナール

↑分かりづらいですが、最奥に大きな噴水が見えます

立川ゲートから入ってすぐのスポット『カナール』

ひたすら真っ直ぐのびた水路に噴水、その両側にはイチョウ並木が続いています。

公式サイトによると、『カナール』とは造園用語で「修景手法のひとつで細長い直線水路」という意味だそうです。

立川ゲートからカナールを真っ直ぐ奥まで進んだ先にある、大きな噴水↑

噴水側から、立川ゲート方面を撮影↑

噴水に隠れてしまいましたが、立川グリーンスプリングスの建物が見えてます。

カナールのイチョウ並木

私が訪れたのは11月29日(金)

既にカナールのイチョウは半分以上散っていました。

でも歩道に落ちたイチョウが黄色い絨毯のようで、それはそれで綺麗でしたよ。

ちなみに画像右下の看板には、

『かたらいのイチョウ並木まで29分・日本庭園まで43分』

……と書かれています。

如何に広大な公園であるかを改めて察し、軽く戦慄しました……。

水鳥の池

カナールからひたすら道なりに進み、途中『ふれあい橋』という橋を渡り、辿り着いたのは『眺めのテラス』

ここからは園内の名所のひとつ、『水鳥の池』を見渡すことができます。

池の面積は約5ha(※公式サイト参照)

浮島などがあり、様々な生き物たちが棲んでいます。

※眺めのテラスから撮影した水鳥の池↑

↑手前の草がボーボー過ぎて池がほとんど写っておらず……。

この時点で両脚の疲れが結構なレベルに達していた為、別の角度から撮影し直す気にもなれず、水鳥の池は潔く(?)諦めました。

テラス内の売店で団子を買い、ベンチで5分~10分ほど休憩。

写真には撮っていませんが、団子おいしかったです。

紅葉、ほぼ満開

眺めのテラスを出て、原っぱ方面に向かう途中の1枚↑

園内の紅葉はどれも、ほぼ満開でした。

みんなの原っぱ

原っぱの中心地に堂々とそびえ立つのはケヤキの木だそうです

思わず「この~木、なんの木、気になる木~♪」と口ずさみたくなる光景↑

園内の中心部にある、とにかくだだっ広い原っぱです。

広さは約11ha。

数字で言われてもよく分からないのですが、たぶん東京ドーム(略!)

この原っぱに寝転がって青空を仰いだらさぞ気持ちいいでしょうねえ。

まあ、やりませんけど ←

レジャーシートを敷いて、お弁当を食べているカップルや夫婦、お子さん連れなどがたくさんいました。

あと、遠足キッズもたくさんいたなー。

ひたすらのどかな景色の中、一列になって走行する謎のセグウェイ軍団を目撃しました↑

いったい何だったのかは謎です。

手前の二人連れもきっと「ポカン( ゚д゚)」と眺めていたことでしょう。

目的地その1:オカカフェ

みんなの原っぱの東側に、2022年12月にオープンした話題のカフェ『オカカフェ』

ちょっと変わったデザインのこの建物は、有名建築家の隈研吾さんが設計。

屋根の木組みには多摩産材が使用されているそうです。

【参考】
国営昭和記念公園・公式サイト:オカカフェ

店内から富士山が見える

店内の座席から、みんなの原っぱが一望できるのですが、天気が良いと富士山の頭も見えます。

富士山を眺めながら飲むコーヒーは格別でしょうねえ。

飲み物とパンを選べるランチセット

ランチセット内容
  • ボロネーゼ
  • ミネストローネ
  • ミニサラダ
  • パンオショコラ
  • ホットコーヒー

ランチセットはボロネーゼか和風パスタの2種類のみで、私はボロネーゼを選択。

パンと飲み物も選ぶことができます。

バタークロワッサンかパンオショコラで迷ったのですが、あまり食べたことのないパンオショコラにしました。

お値段は1,690円。

ちょっと高めかなあ~?

ミニサラダがミニトマト1個にレタス数枚だけというのが、少し残念。

パスタとミネストローネは普通に美味しかったです。

パンオショコラは外側パリッと、中はふんわりしっとりで、こちらは絶品でした!

次に来ることがあれば、バタークロワッサンも食べてみたいですね!

店内の様子

平日だからか、あるいはテイクアウトして外で食べる人も多いせいか、レジの行列の割に座席は空いてました。

ちなみに注文や、食べた後の片づけはセルフサービスです。

また、このお店では、席の確保は先にレジで注文を済ませてからになります。

個人的に、これは少し効率が悪いかな~と感じました。

他のセルフ式カフェチェーン店のように、先に席を確保してからレジに並んだ方が良い気がしますが、お店の事情もあるのでしょう。

あと、床にカメムシがいました(笑)

緑の小さいタイプではなく、黒っぽくて大きいタイプです。

一瞬『あいつ』が出たのかと戦慄したのですが、カメムシでした(笑)

まあ、自然に囲まれた原っぱの中に建っているお店ですから、そんなこともありますよね~。

目的地その2:日本庭園

こちらは南の門↑

こちらは東の門↑

綺麗な和傘がたくさん飾られていました。

私は東の門から入りましたが、この門は常時開いているわけではなさそうです。

昭和記念公園の日本庭園は、首都圏最大規模の広さを誇るそうです。

中央には大きな池があり、池の周囲を巡りながら様々な景色を楽しむことができます。

池の水が澄んでいて、景色が水面に映り込んでいるのが凄く綺麗でした

【参考】
国営昭和記念公園・公式サイト:日本庭園

日本庭園に紅葉がよく映える

日本庭園なら、紅葉がさぞ綺麗だろうと思いやって来たのですが、やっぱり想像以上に綺麗でした。

私の腕前では全然上手に撮れていませんが……。

赤と緑と黄色と青空がキラキラしていて、ずっと見ていたい光景でした↑

和傘と風鈴

庭園を中ほどまで進むと、何やら遠くから無数の鈴らしき音が……。

何だろうと思いつつ更に歩を進めると、突然、道端に和傘が!

歩道を彩る和傘たち↓

和傘ロード
和傘の壁
幻想世界のような光景

じっと見てると、目が回りそうになりませんか?

私は吸い込まれそうな感覚に陥りました。

傘の道のすぐ傍に広場があり、そこにも和傘が無数に飾られていました。

小さい傘かわいい↑

そしてこの広場で、あの鈴らしき音の正体が判明します!

和傘が展示されている、すぐ傍に……

風鈴です!

無数の風鈴が、風に吹かれていっせいに鈴の音を鳴らしているのでした!

風鈴も、これだけあると圧巻の一言。

決してうるさくはなく、壮大な癒しを感じる音色でした。

パークトレインに乗車

日本庭園を出た後、歩くのがさすがにしんどくなってきたので、次の目的地まではパークトレインを利用しました。

園内を約60分かけて1周する、汽車型の乗り物。

園内の各地にパークトレインの乗り場があり、その場で乗車券を購入します。

ちなみに現金支払いのみです。

パークトレイン乗車券・大人(15歳以上)400円↑

走行中は、乗務員さんが園内の見どころをアナウンスしてくれます。

私は日本庭園前で乗り、次の目的地近くの渓流広場レストランで下車しました。

降りるときはバスのようにブザーを鳴らして、運転手さんに報せます。

歩くのも良いけど、パークトレインにずっと乗って、ゆったり景色を眺めながら園内1周するのも楽しそうですね。

【参考】
国営昭和記念公園・公式サイト:パークトレイン

目的地その3:かたらいのイチョウ並木

テレビなどでも紹介される、この時期の人気スポット『かたらいのイチョウ並木』

満開の頃に来れば、さぞ絶景だったんだろうなあ。

11月29日時点で既に半分ほど散っていましたが、それでも見応えは抜群でした!

降り積もったイチョウの葉で黄金色に染まった地面も綺麗です。

撮影後、しばらく呆けたように、イチョウ並木を見上げてました(笑)↑

人気スポットだけあり、平日でも大勢の人が訪れていました。

外国人観光客も多かったです。

飛び交う言語はほとんど中国語でした(笑)

のんびり歩きながら景色を楽しむ人、映え写真を撮るのに一生懸命な人、雑誌に載せるのかコスプレして撮影している人など、いろんな人がそれぞれ楽しんでいました。

イチョウ並木と一緒に人間観察してみるのも楽しいかもしれません(笑)

【参考】
国営昭和記念公園・公式サイト:かたらいのイチョウ並木

公園内で見つけたもの

園内を散策していると、ふとした所に面白いものが見つかったりします。

もちろん、生き物もたくさん見つかります。

私が目にした生き物は、ほとんどカラスでしたが……。

ここからは、私が園内を散策中に見つけたいろんなものの中から、いくつかご紹介します。

オブジェ

水鳥の池から、みんなの原っぱに向かう途中で発見。

上手く言えないけど、すっごく良い雰囲気の小屋です。

猫でもいないかなと中を覗いてみましたが、何もいませんでした。

まるで絵本の世界のよう…

小屋のすぐ傍の木には、小さなキノコの家が建っていました。

もみじの下の大きな小屋と、小さなキノコの家。

何かしらストーリー性を感じさせる一画です。

こちらも水鳥の池近辺で発見した謎のアーチ。

どういうコンセプトの基に作られたのか分かりませんが、1つ1つアンバランスに組み立てられた煉瓦たちを見ていると、何だかハラハラしてきます。

下をくぐってみると、今にも崩れ落ちて来そうな、ちょっとしたスリルを味わえます(笑)

注意

オカカフェを出た後、日本庭園へ向かう途中で発見した『カリンに注意』

カリンと言えば、カリン塔のカリン様を真っ先に思い浮かべてしまう私です(←阿呆)

いやいや看板にしっかり木の実が描かれているだろうとセルフツッコミを入れつつ、頭上を見上げてみると……

なるほど、何やらたくさん生っていますね。

地面にもたくさん落ちていました。

お前がカリンか。

皆さまも、オカカフェを出て日本庭園へ向かう道中、カリンの落下には充分お気をつけください。

夕焼け小焼けに飛ぶあの子

日本庭園内で遭遇しました↓

赤とんぼ!

園内に足を踏み入れてからずっと、生き物といえばカラス(&カメムシ)しか目撃していない私は感激のあまり、何度もパシャリ。

おかげでこの日のGoogleフォトは赤とんぼだらけになりました。

とってもおとなしい子で、私が何度もシャッターを切る間、動かずじっとしてくれました。

たぶん、寝ていただけだろうけど……。

1日じゃ足りない…

途中でパークトレインに乗ったものの、概ね園内をぐるっと1周することができました。

とはいえ、全部のスポットを見れたわけではありません。

広大すぎるぜ昭和記念公園……。

しかしその分、何度来ても新しい発見があって楽しいと思います。

イベントも頻繁に行われているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください!

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