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【帰省日記②】92歳1人暮らしの祖母宅を訪問。自分の老後に思いを馳せてみた日

おでかけ
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21日(日曜日)は母と共に、祖母宅へ行ってきました。

最近、病院でMRI検査を受けたと聞いていたので心配でしたが、ひとまず元気そうだったので安心しました。

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「老い」は誰しも必ず訪れる

祖母は現在92歳。

3年ほど前に祖父が亡くなった後、ずっと1人暮らしをしています。

祖母宅は築50年にもなる古いマンションの一室で、子供の頃は夏休みやお正月によく泊まりに来てました。

あの頃は祖父も健在で、祖母もまだ元気だったから、よく一緒に近所のデパートに出掛けたりしたのを覚えてます。

しかしここ数年間、身体があちこち不調のようで、外出の際は手押し車につかまりながら何とか歩いているという感じ。

一応、週1回ヘルパーさんが来てくれていて、母もパートの日数を減らしてほぼ毎日様子を見に行っている状況ですが、有料老人ホームへの入居も検討しているそうです。

祖母は以前から何度か自宅内で転んだり、めまいを起こしたりもしているので、これ以上の1人暮らしは危険だなと、孫の私から見てもそう思います。

年内か年明けに、とある施設で1週間の体験入居をするみたいです。

しかし、これまで自宅で気ままに暮らして来たのが施設に入った途端、食事の時間や入浴の回数もきっちり決められてしまうという生活に適応できるかどうかという不安要素もあるみたいで。

アホな私は、「施設に入れば身の回りの面倒を見てくれる人が常に側にいて、祖母も安心して暮らせる」としか考えておらず、実際はそう簡単な問題ではないのだと知り、吞気すぎる自分の思考を反省。

いつまでも元気でいて欲しいと思うけど、現在の祖母の状態を見ていると、もしかしてそんなふうに願ってしまうのはもはやエゴでしかないのかなと、

避けることのできない「老い」というものに、一抹の寂しさを感じてしまいました。

老後の資金が足りなすぎる私。まだ遠い未来の自分に思いを馳せる

祖母曰く、その有料老人ホームへの入居に600万円もするそうです。
※支払い方法などは不明

老人ホームの費用の相場など知りもしない私ですが、決して安くはないのだと思います。

そして、やはり老後は何かとお金が掛かるのだと実感。

思わず「老後2000万円問題」なんてワードが脳裏をよぎりました。

この問題については異論もあるみたいですが、もしその通りなのだとすると、私は明らかに足りてません。

祖母の姿を見ているとつい、「年老いた未来の私は、はたして無事に生活しているのだろうか?」なんて考えてしまいます。

最近、街を歩いていると、「老後の資金が足りません!」という切実なワードがやたら目につくんですよね。

どうやら映画のタイトルのようで。

駅前の飲食店がその映画とコラボしているらしく、でかでかとポスターや幟が展示されています。

「飲食店とコラボしてまで私を不安に陥れるつもりか!」

……なんて思わず文句言いたくなるくらい。

私自身は基本的に、自分の将来をあまり悲観しないようにしています。

今の自分の状況を作ったのは自分自身だということは充分わかっているし、後悔なんかも特にない。

はたして本当に国民全員が老後に2000万円も必要なのか、個人的には疑問だし。

かと言って何も対策しないのはさすがにマズイので、少しでも老後資金の足しにするために「つみたてNISA」を開始して、40代になったらiDeCoも始めようと考えてはいますが。

そもそも老人ホームに入るのに、なぜ数百万円とか1千万円近くも掛かるのだろうか?

賃料とか管理費、薬代、病院での治療代、その他サービス、あるいは施設によっても色々あるのでしょうが、本当にそれほど高額なお金を払わなければならないものなのか?

……なんて、いい歳して世間知らずな私が文句を言っても仕方のないことですが。

お金に関しては日頃から、不安よりも疑問の方が多いです。

お金よりも「死に方」の方が実は気掛かりだったりする

たまに行われる親族同士の集まりで、自分の子供や孫、ひ孫に囲まれている祖母は心底幸せそうに見えます。

結婚しないと決めている私には、決して得ることのできない光景です。

こういう光景を見ると「孤独死したくないから結婚する!」と言って、必死で婚活に明け暮れる人々の気持ちが分からなくもなかったり。

個人的に、老後はお金よりも「死に方」の方が少々不安というか、気掛かりだったりします。

今のぼっち暮らしは自由気ままだけど、もしこの先90歳代まで生きたとすれば、その頃には頼れる身内はほぼゼロになる。

昔も今も友達すらいない私はこのまま年を取ると、世の婚活女子が頑なに忌避する「孤独死」を迎える可能性が高いわけです。

私自身は孤独死自体を「良い」「悪い」などとジャッジする気はないのですが、「遠い将来、自分はどういう死に方をしたいのか」について、たまに考えることがあります。

アラフォーで未だ生き方すら定まっていない状態で、先に「死に方」なんか考えてどうすると、自分でも脳内ツッコミ入れまくってますが……。

将来、孤独死が避けられないとしても、せめて後悔しないために今をどう生きるべきなのか。

私の場合、老後に向けて対処すべきなのは、お金よりもまずそこなのだろうなと思いました。

帰りのお土産・『乃が美』の高級食パン

祖母宅から帰る途中の駅構内で、高級食パンで有名な『乃が美』が期間限定の売り場を出していました。

画像は『生食パン2斤(税込864円)』

……高っ。

母が買ってくれました。

ありがたき幸せ。

包丁で切って皿に並べたところ。

食べた感想はただただ「美味い!」

実際食べたのは購入から1日経った本日(22日・月曜日)の15時頃だったのですが、生地は充分しっとりしていて、ふんわり甘味を感じられました。

電子レンジで20~30秒ほどチンすると出来立てのような味わいになるのでオススメです。

月曜日は実家で母とのんびり。火曜日にいつものアパートへ戻ります

今日(22日・月曜日) は天気も良くないということで、1日中実家でブログを書いたり、母とのんびり過ごしました。

そして明日・火曜日に、1人暮らしのアパートへ戻ります。

いつも感じていることですが、楽しい日々に限って時間があっという間に過ぎて行くのは何故なのか……。

まあ、また年末に帰省しますけどね。

以上、帰省日記でした(‘ω’)ノ

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