本日(27日・土曜日)は紅葉を見に、井の頭公園へ行ってきました。
ネットで調べたところ、ちょうど今の時期からが見頃ということでしたが、実際に行ってみたらまだ少し早いかなーという感じ。
それでも充分きれいな光景を見ることが出来たので満足です。
帰りは吉祥寺を散歩しながら老舗の喫茶店やお洒落なパン屋にも寄って来たので、まとめてご紹介します。
井の頭恩賜公園
画像は七井橋通りから園内に入って左手側、野外ステージがある広場です。
私はいつもここから池をぐるっと1週するルートで園内を歩きます。
全体的に見頃はまだ早いかなという印象ですが、すっかり葉の落ち切った木も多々あり、既に秋の終わりを感じさせるような風景も見られました。
野外ステージから少し進んだ所では、アーティストらしき方々が似顔絵などのアート作品を展示されていて、結構楽しい通りになっています。
もみじは色づき始め
もみじは多分、これからが見頃。
満開とは行かないまでも、充分赤く色づいた光景も見られました。
こちらのもみじは、ほぼ満開。
奥にボート乗り場が見えます。
画像では分かりにくいですが、水面の動きに合わせてもみじの木陰もゆらゆら揺れて、それがとても幻想的でした。
赤と黄緑が入り混じった満開直前のもみじも、きらびやかな装いという印象で、これはこれで見応えがあります。
満開のもみじと、黄色いのは多分イチョウ。
まだ緑色のもみじもいくつか見られたので、本当にこの1週間の内が見頃なのだと思います。
井の頭池の水鳥たち
井の頭池ではたくさんの鳥たちを見ることができます。
ずっとこの池で暮らしている鳥もいれば、秋冬にやってくる渡り鳥もいるそうです。
特に目立つのが鴨。
池のあちこちに、たくさんいます。
だいぶ至近距離で見ることもできます。
人の存在など気にしていない様子。
遠くからの撮影で分かりにくいですが、鴨とは別の鳥も目撃しました。
公式ホームページで調べてみたところ、姿形から「カワウ」かなと思ったのですが、詳細は不明です。
こちらも荒い画像で申し訳ない。
カワセミです。
『お茶の水橋』という所で大勢の人が橋の下を覗き込んでいました。
このカワセミ君も人の目など気にした様子もなく、のんびり休憩している様子でした。
可愛い。
午前10時以降、続々と池に現れる巨大な白鳥の群れ
午前10時を迎えると、井の頭池を巨大な白鳥たちが埋め尽くします。
そうです。スワンボートです。
10時からボート乗り場が営業を開始。
休日は家族連れが多いため、小さな子供たちが我先にとばかりにボート乗り場へ駆けつけていました。
紅葉と池とスワンボートというのはなかなか見栄えする光景ですが、巨大な白鳥たちに突如縄張りを占拠された鴨たちはやや迷惑そう?
どうでも良い話ですが、カップルが井の頭池のボートに乗ると弁天様の嫉妬を買って別れることになるというあの迷信は今でも存在するのでしょうか?
紅葉以外の植物たち
紅葉ばかりに目が行きがちですが、園内にはきれいな花もたくさん咲いています。
あいにく花には無知なもので、種類や名前は分かりませんが、色が可愛らしかったのでパシャリ。
池の畔にも赤色の鮮やかな花が咲いていました。
よく見るとミツバチさんがせっせと蜜を集めています。
ご苦労さまです。
私は気づくことが出来なかったのですが、今の時期は彼岸花も見頃だそうです。
弁天様のお堂は改装工事中
お寺の入り口前。
奥の弁天堂は来年1月末まで屋根の改修工事中とのこと。
お参りは可能です。
神聖な場所なので、境内での撮影は自重しました。
ちいさい秋みつけた
ボート乗り場を後にして、弁財天さまのお堂に向かう途中の道に『中田喜直氏の記念歌碑』なるものを発見。
この辺りは何度も通っているはずなのですが、この歌碑に気づいたのは今回が初めてです。
碑文によると、作曲家の中田喜直氏は井の頭公園を散策中に名曲『ちいさい秋みつけた』のメロディーを思いついたとか。
あの「めだかの学校」も中田氏が作曲されたそうです。
恥ずかしながら初めて知りました……。
園内を隈なく散策していると、こうした思わぬ発見や知識にも遭遇できます。
気になるスポット:セブンスターマンション
井の頭公園を訪れるたび気になっているスポット。
グーグルマップによると『セブンスターマンション』というそうで。
1階部分にいろんなお店が入っています。
このマンションの一角にある『トムネゴコ』というカフェはグーグルでの口コミが良く、人気のお店みたいです。
※口コミ曰く、店内は撮影禁止だそうです。
また、このマンションの少し先に有名な『SIDEWALK STAND INOKASHIRA』というカフェがあります。
外から様子を窺ってみたのですが、人気の2階席は埋まっているみたいだったので、残念ながらこの日は諦めました。
絶対に外せない井の頭名物『三福だんご』
井の頭公園を訪れたら絶対に食べておきたい名物『三福だんご』
ボート乗り場の入り口横の売店で販売されています。
タレは「くるみ味噌」と「醤油」の2種類。
私がいつも買うのは「くるみ味噌」です。
甘じょっぱい味がクセになる美味しさ。
だんごは店先で、じっくり炭火で焼かれています。
だんご1個が結構大きめですが、思いきりかぶりつくのがオススメです。
井の頭恩賜公園まとめ
井の頭公園の紅葉やその他の見所のまとめ↓
- 紅葉の見頃はおそらく11月28日以降、次の土日までの間
- 今の時期は彼岸花も見頃
- 井の頭池の水鳥たちにも注目
- 弁天堂は来年1月末まで屋根の改修工事中。お参りはできる
- 作曲家・中田喜直氏の歌碑がある
- セブンスターマンションに「トムネゴコ」という人気のカフェがある
- ボートは午前10時から
- 絶対に外せない井の頭名物「三福だんご」くるみ味噌がオススメ
紅葉は、遅くても次の土日までだと思います。
見に行かれる場合は、お早めに。
コーヒータイムは吉祥寺の老舗喫茶店『くぐつ草』
午後は吉祥寺駅北口周辺をぶらぶら散策。
15時頃にお腹が空いたので、気になっていた喫茶店に寄ってみました。
『COFFEE HALLくぐつ草』
創業40年にもなる吉祥寺の老舗喫茶店です。
画像は入り口の看板。
この看板の下の狭い階段を下りた先に、お店があります。
かなり狭い上に急な階段なので足元注意です!
画像のメニュー看板は入り口の階段手前に設置されています。
決して安くはないお値段。
カレーが大人気のお店らしいですが、昼食は別のお店でいただいたので、この日はコーヒーとデザートのセットを注文することに。
ちなみに店内は、「地下に洞窟を掘って作られた」みたいな、不思議な雰囲気の漂うお店です。
メニューが分厚い「木」で出来ていた点に、他にはないお洒落さを感じました。
『くぐつ草パンプディングセット』
焼き立てフレンチトーストの上に生クリームとグレープフルーツが乗っています。
それほど大きくはなく(むしろ小さめ)、生クリームも程よい甘さなので飽きずに食べられます。
また、うろ覚えですがセットのコーヒーを注文する際に、味は濃いめが良いかと訪ねられました。
濃いめを頼んだところ、私好みの苦みが効いた美味しいコーヒーでした。
ただカップが小さく、量も少ないのがやや不満。
他のチェーン店のカフェのSサイズよりも更に1回りは小さいです。
全体的に雰囲気も良く、美味しいお店なので、次はカレーを食べに行ってみようと思います。
お店へのアクセス
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帰りのお土産はパリ発・お洒落パン屋のクロワッサン
見た目のインパクトが抜群なクロワッサン。
その名も「クロワッサン・リンツァー」
購入したお店は『リベルテ・パティスリー・ブーランジェリ- 東京吉祥寺』
東急の裏手側、西三条通り沿いにあります。
元々はパリの超人気店で、2018年に世界の1号店として東京・吉祥寺にオープンされたそうです。
画像のクロワッサン・リンツァーですが、バターの風味が香ばしいサクサクのクロワッサン生地に甘酸っぱいジャムが練り込まれています。
公式ホームページによると、このジャムは「フランボワーズ・コンフィチュール」だそうで……
……よく分からないけれど、とにかく美味しかったのでオススメです。
お店へのアクセス
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