そういえば、今週末ってクリスマスですね。
私は、もちのろん(死語)で『ぼっち』です!
去年も一昨年も安定のクリぼっちでした。
『クリぼっち』って、今の若い人はあまり使わないんですかね?
何年か前にネット上で流行り出した『クリスマスに一人ぼっち』という意味の言葉で、主に『クリスマスに彼氏or彼女がいない人』を指す場合が多いそうですが……
私個人的には、「クリスマスをどう過ごそうが個人の勝手」という意見です。
というかむしろ、
「クリぼっちこそ最高じゃない?」
……とすら思ってます。
強がりでも何でもなく、本気で。
クリぼっちこそ最高である理由
1.好きに過ごせる
どこもかしこもクリスマスムード一色なこの時期。
恋人と過ごす人たちは毎年クリスマスが近づくたびに、
「どこのイルミネーションを見に行こうか」
「レストランの予約はどうしようか」
……などと、頭を悩ませる方も多いのだろうと察します。
時には相手と意見が合わずに大喧嘩、なんてこともあるのかもしれません。
しかし私のようなぼっちは、毎年そんなことで頭を悩ませたりなどしません。
だって1人ですから。
どこのイルミネーションを見に行こうか……なんてことは、その時の自分の気分で適当に決めて、自由に行動することができます。
また、1人であれば『どこにも行かない』という選択肢もアリです。
クリスマスだからって特別な何かをしなくても、自分の部屋でいつも通りに過ごしたって良いんです。
このご時世だし、むしろその方が余計な出費も抑えられて貯金にも繋がるし、良いことですよね。
本を読んだり映画を観たり、一晩中ゲームに没頭したり、好きなユーチューバーの動画を観たり。
1人なので、何をしても、しなくても、誰にも文句は言われません。
思う存分、好きなように過ごしましょう。
もちろん、周りに迷惑をかけない程度に。
2.クリスマスディナーにこだわる必要がない
恋人たちのクリスマスでは、普段よりちょっとお値段高めのレストランでディナーとか、シャンパンにワイン、ケーキなど、色々こだわったりするのだろうと思われます。
まあ、今時の若いカップルはそうでもないのかもしれませんが……。
カップルでなくとも、子供がいるご家庭の場合、予約していたクリスマスケーキやフライドチキンなどを買うために店頭に何十分も並ぶなど、親御さんは毎年大変な苦労をされていることでしょう。
その昔、とある百貨店の地下食品売り場でレジをしていた頃。
毎年クリスマス当日は洋菓子や洋惣菜の店舗が開店直後から大変な混雑ぶりで、売る方も買う方も必死な光景を横目に見ていたのを覚えています。
ちなみに私は弁当売り場の担当だったので、クリスマスの混雑とは無縁でした。
ぼっちの場合、クリスマスだからって特別なレストランで夜景を眺めながらのディナーとか、シャンパンやワイン、フライドチキンなどにこだわる必要もありません。
ラーメンでも、近所の定食屋でも、マクドナルドでも、コンビニ弁当でも良い。
何ならいつも通りの、お味噌汁に納豆ご飯だけでも良い。
誰にも文句は言われません。
だって1人だから。
クリスマスだからって変に気負わず、自分の好きなものを好きなだけ食べることができます。
……でもクリスマスケーキは美味しそうなので、出来れば買っておきたいのが本音。
1人でホール食いとか密かに憧れてます。
胃腸炎や糖尿病が怖いので実行はしませんけどね。
食べ過ぎは注意。
3.ストレスやプレッシャーを感じる必要がない
クリスマスに限った話ではないですが、1人はとにかく気楽です。
恋人や友達とワイワイ盛り上がってパーティーするのも、もちろん素敵な時間だし、羨ましいと思う気持ちも正直あります。
しかしそう思う一方で、私のような人間は、
「楽しく会話ができなければいけない」
「場の雰囲気を壊してはいけない」
「でもどうやって皆の輪に入れば良いのかわからない」
などと頭の中でいらんことばかり考えてしまい、せっかくの楽しい場でも結局孤立という憂き目に遭ったりするのです。
だったら無理に集団に加わろうなどと考えたりせず、1人きりで過ごした方が変なストレスやプレッシャーからも解放されるし、誰かに気を遣わせることもないので、自分も周りもハッピーになれるというものです。
1人で過ごすことを楽しめるようになれば、クリスマスだろうとバレンタインデーだろうと、いつもと変わらない『普通の日』です。
いつも通りに、自分が「楽しい」と思えることに集中しながら、リラックスして過ごしましょう。
最近はむしろ、クリぼっちが多数派?
ネットでクリぼっち事情について検索してみたところ、ここ数年は若い世代を中心に、クリぼっちを何とも思わない人が増えているらしいという事実が多数見つかりました。
以下リンク先は去年の記事になります↓
おそらくバブルの頃であれば、クリスマスなどのイベントは恋人と一緒に豪華で贅沢の限りを尽くすことがもてはやされていたのでしょう。
しかし『おひとりさま』がすっかり主流になった現代では、そんなことで人に優劣をつけるなどナンセンスだと考えられるようになったのかも。
個人の「好き」を尊重し、それぞれがしたいことに集中できる令和の日本。
昔と比べればだいぶ生きやすい国になっているんだなと個人的にはそう思います。
欧米のクリスマスは、家族と過ごす日
欧米のクリスマスは『家族と過ごす日』であり、イギリスだと12月24日は交通機関も早い時間に終了して、街のお店もすべて完全休業になるそうです。
恋人と過ごすだとか、クリスマスケーキやフライドチキンを買うためにお店に長蛇の列を作るということもありません。
そんな奇妙なことをしているのは日本だけなのだとか。
おそらく、この行事を日本に輸入する際、各業界がより儲けるために色々捻じ曲げて庶民に伝えたのだろうと推測しました。
人々は業界の策略に、まんまと乗せられているだけ。
日本のクリスマスって掘り下げてみると所詮、その程度のものなんだと思います。
ぼっちだろうと何だろうと、好きなように楽しもう
色々と書き連ねてきましたが、私自身もクリスマスは決して嫌いじゃないし、むしろ好きです。
街中にクリスマスのイルミネーションが飾り付けられていると、未だに子供のようにワクワクします。
『おひとりさま』も許容される時代になった今、あまり難しく考えたりせず、好きな場所で好きなように、自分だけのクリスマスを満喫すればよいのではないでしょうか。