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3年住んでみて実感。ベランダ無し物件の意外なメリット

ぼっちの暮らし
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住み心地の良い我が家のデメリットの一つ。

それは……

ベランダ(orバルコニー)が無い!

窓の外には洗濯物を干せるスペースなど1ミリもございません。

多くの方からは「不便!」と忌避されがちなベランダ&バルコニー無し物件ですが、約3年暮らすうちに「案外メリットも多いな」ということに気づきました。

今回は私の体験をもとに、ベランダ無し物件の意外なメリットについてご紹介します。

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ベランダとバルコニー。何が違う?

「そもそも、ベランダとバルコニーってどう違うの?」って疑問に思いますよね。

一般的にはベランダと言うことがほとんどだけれど、部屋の間取り図を見ると『バルコニー』と書かれていることが多かったり。

違いをざっくり言うと『屋根があるか無いか』だそうです。

つまり、ベランダとは↓

  • 2階以上にある
  • 住戸から外側へ張り出している
  • 雨風を凌げる屋根がある

バルコニーとは↓

  • 屋根がない
  • 下の階の屋根を利用したものが『ルーフバルコニー』

また、上の階の床が屋根代わりになっていて、住戸から張り出したスペースもバルコニーに含まれるそうです。

しかし、面倒くさいので当記事では『ベランダ』で統一します。

意外と多い? ベランダ無し物件のメリット

  1. 掃除の手間が無い
  2. 虫の侵入を防ぐ
  3. 防犯になる

1.掃除の手間が無い

ベランダって、結構汚れやすいんですよね。

土埃とか、風に飛ばされて来た葉っぱとか。

放置していると、そういったゴミがどんどん溜まって行きます。

年末の大掃除の際、実家のベランダを箒で掃いたりするのですが、こういった手入れが頻繫に必要となると、かなり面倒だと思います。

また、もしも鳩やカラスなどが寄り付いてしまった場合、羽根や糞の掃除もしなければなりません。

ベランダがあると、こういった手間が発生するということも考慮した方が良いです。

もちろんベランダ無しの物件には、そんな手間は発生しません。

2.虫の侵入を防ぐ

ベランダは虫も出ます。

屋外なので当然ですが。

洗濯物に残った柔軟剤の香りに惹かれて来るのではないかと思います。

私の実家はマンションの9階ですが、そんな高層階でもベランダの柵には季節を問わず小さな蜘蛛が巣を張り、夏には蝉の死骸が転がり、秋になればカメムシたちが迷い込みます。

そういった虫たちは、洗濯物の出し入れのために窓を開けた瞬間、人が気づかぬうちに室内に侵入します。

Gもそのように入り込むそうですよ……。

ベランダ無しの場合、洗濯物は完全に室内干しなので窓を開けっ放しにすることもない分、虫が入り込む可能性も低く抑えられます。

個人的には、これが最大のメリットです。

実際ベランダ有りの実家と比べて、現在暮らしているアパートでは室内で虫を見かける回数が少ないように感じます。

……まあ、去年は一時期コバエが出ましたけども(←大量に出たわけじゃないよ!)

3.防犯になる

泥棒などがベランダやバルコニーから部屋に侵入するという話、よく聞きますよね。

ベランダ近くの庭木や塀、電柱などを伝って侵入するケースは多いそうです。

また、ベランダは死角になりやすく、物をたくさん置いていると目隠し効果も高まるため、泥棒にとっては好都合なのだとか。

更に干している洗濯物の種類で、1人暮らしか同居か、住んでいるのは男性か女性かもバレてしまいます。

女性の1人暮らしだと、ベランダがあっても洗濯物は外に干さない人もいると思います。

ガーデニングなどを楽しみたいという特別な希望が無いのであれば、防犯面を重視してベランダ無し物件を検討してみるのも良いかもしれません。

ただし、決して100%安全が保障されるわけではないので、日頃から戸締り等の基本的な防犯対策は必須です。

デメリット:寝具が干せない

一番感じるデメリットは『寝具が洗えない・洗ったとしても室内に干すスペースが無い』ということ。

なので寝具を洗濯するために月数回、コインランドリーに行く必要があります。

この辺の事情については過去記事でもご紹介しているので、よろしければご覧ください。

コインランドリーも月に数回利用すればそれなりに費用が掛かるし、大量の洗濯物を抱えて自宅から通うのは結構大変です。

画像は実際にコインランドリーに寝具を持って行く日の様子。

大きなランドリーバッグ2つの中に、毛布と敷きパッド、掛け布団カバーが詰め込まれています。

冬物なので特にかさ張って重く、パンパンになったランドリーバッグ2つを抱えて、自宅から徒歩10分ほどのコインランドリーへ持って行きます。

利用頻度は、今の時期は月に1回程度ですが、これから気温が上がって汗をたくさんかく季節になると月に1~2回くらい。

真夏は、ほぼ毎週通うことになります。

洗濯物は絶対に外干ししたい人や、寝具洗いのためにコインランドリーに通うのは面倒だという人は、やはりベランダ付きの物件を探した方が良いです。

ベランダ無し物件を検討する際の注意点

お部屋探しで「いいな」と思った物件がベランダ無しだった場合、内見時にチェックしておいた方が良いポイントについてまとめました。

  1. なるべく2階以上の部屋を選ぶ
  2. 風通しや日当たりは問題ないか
  3. 室内干し出来るほどのスペースはあるか
  4. 近くにコインランドリーがあるか

1.なるべく2階以上の部屋を選ぶ

物件の立地にもよりますが、1階の部屋は周囲の建物に遮られて日陰になりやすく、風通しも悪くなりがちです。

湿気も溜まりやすいので洗濯物も乾きにくく、室内干しだとカビが生えるかもしれません。

私自身も子供の頃はマンションの1階に住んでいたのですが、梅雨時から夏にかけては異常に蒸し暑かった記憶があります。

家賃との兼ね合いもありますが、洗濯物を室内干しすることを考えると、やはり1階より2階以上の部屋がオススメです。

2.風通しや日当たりは問題ないか

2階以上の部屋であっても、日当たりや風通しのチェックは重要です。

部屋がどの方角を向いているのか、高い建物に遮られていないかなど、しっかり確認しましょう。

風通しは、窓の数や大きさ、配置などもチェック。

窓と窓が直線上に位置していると、風が通りやすくなります。

我が家も玄関ドア横の小窓と居室の窓が直線上にあるため、両方の窓を開けると風がよく通り、湿気もそれほど溜まらないので助かっています。

もちろんこれも立地次第だと思うので、内見時に確認しておきましょう。

3.室内干し出来るスペースはあるか

部屋干し用のスタンドも購入することになるので、居室にはある程度の広さも必要です。

我が家は1K6畳でベッドも置いていますが、部屋干しスタンドを置いて洗濯物を干せるだけのスペースをギリギリ確保出来ている状況です。

画像は、我が家の室内干しの様子。
※ピンチハンガー中央のピンク色のものは下着ではなくハンドタオルです

居室の出入り口から撮影しています。

部屋干しスタンドいっぱいに洗濯物を干して、その下にサーキュレーターも置くと、6畳の居室の一角は物干し場として占拠されることになります。

家具の数や配置にもよりますが、最低でも5畳以上の広さはあった方が良いと思います。

スペースが無い場合、突っ張りタイプの物干しがオススメ

どうしてもスペースが足りない場合は、突っ張り棒タイプの物干しがオススメ。

以下のような窓枠に設置するものだと、釘を打つ必要もないので賃貸でも安心です。

使わない時はスッキリ収納できるのも良いですね。

4.近くにコインランドリーがあるか

上の方でも書いた通りベランダ無し物件に住むと、ベランダありに比べてコインランドリーのお世話になる機会が増えます。

可能であれば内見時に、物件近くにコインランドリーがあるかどうか不動産屋に訊ねてみるか、地図アプリなどで確認しておくと良いです。

もし、1階部分がコインランドリーになっているような物件を見つけることができれば便利ですね。

まとめ

ベランダ無し物件の意外なメリット
  • 掃除の手間が無い
  • 虫の侵入を防ぐ
  • 防犯になる(注:100%安全という意味ではない)
デメリット
  • 寝具が干せない
  • コインランドリーを頻繁に利用することになる
  • 月数回も利用すれば費用もそれなりに掛かる
ベランダ無し物件を検討する場合の注意点
  • なるべく2階以上の部屋を選ぶ
  • 風通しや日当たりは問題ないか
  • 室内干し出来るスペースはあるか
  • 近くにコインランドリーがあるか

ベランダ無し物件の方が比較的、家賃が安くなる傾向があるようです。

最近では防犯やプライバシーなどの理由から『ベランダ不要』と感じる人も、少しずつ増えているのだとか。

日頃から洗濯物を外に干さない or 干したくないという人であれば、敢えてベランダ付きにこだわる必要はないのかもしれません。

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