今年の6月から『つみたてNISA』を開始しました。
お金の知識が何もないままアラフォーを迎えた自分に、ある日突然焦りを覚え「こりゃいかん」と勉強開始。
金融関係の動画をアップしているユーチューバーの方々の意見を参考にしたり、何冊も本を購入したりしました。
結果、楽天証券で口座を開設し、つみたてNISAに挑戦することに。
投資に興味を持った、そもそもの理由
超低金利などと言われている日本。
銀行に預けているだけではお金は増えないし、私は一生独身でいるつもりなので、老後のことを考えると今から少しでも蓄えておくための手段を考えておいた方が良いのでは……と不安に感じていました。
そして何より
「老後は出来るだけ働きたくない!」
これが、資産運用に挑戦しようと思った一番の理由です。
65歳を過ぎて、30代の頃より遥かに身体が衰えた状態で週5日・1日実働8時間なんて無理だよやりたくないよ……。
けど現状の稼ぎや貯金のままでは、一生働かなきゃならないルートにほぼ確定。
派遣社員という働き方を選んだことに後悔はないけれど、お金は出来るだけ持っておきたい。
老後も働くにしても、せめて週2日か多くても3日、1日実働5~6時間程度働けばOKくらいにはなっていたい……。
いろいろ調べた結果、素人でも挑戦しやすい資産運用ということで『つみたてNISA』を選びました。
6月から毎月3,000円ずつ積み立てを開始し、現時点(8月18日)でトータルリターンが+22円(+0.24%)となっています。
しょぼい儲けかと思いますが、まだ開始して3か月程度なのと、そもそも投資額が少ないのでこんなものかなと様子を見ている状況です。
お金や投資の勉強を始めたい方にオススメの良書
資産運用のことなんてこれっぽっちも知らぬままアラフォーになってしまった私。
NISA口座を開設する前の1~2か月で、投資に関する本だけでも5~6冊は読んだと思います。
今回はその中でも特に分かりやすいと感じた3冊をご紹介します。
どの本も、私のような素人でも「ためになるなあ」「将来のためにつみたてNISAをやってみようかな」と意欲を掻き立ててくれる良書です。
資産運用やつみたてNISAに興味のある方、これから勉強したいと思っている方の参考になれば幸いです。
『コツコツ続けてしっかり増やす! つみたてNISAの教科書』 風呂内亜矢・著
合間に漫画を挟みながら、つみたてNISAについて初心者向けに分かりやすく解説されています。
つみたてNISAの基礎的な知識を得たい場合は、とりあえずこれ1冊を読んでおけば充分ではないでしょうか。
また、最初の章では老後の年金や投資信託の基本についても簡単に解説されているので、まずはNISAを含めたお金や投資の基礎を学びたいという人にもオススメです。
『株・投資信託・iDeCo・NISAがわかる 今さら聞けない投資の超基本』 泉美智子・著 奥村彰太郎・監修
こちらも初心者向けではありますが、つみたてNISAはもちろん、iDeCoや投資信託、株式投資についてかなり詳細に解説されています。
「つみたてNISAの教科書(風呂内亜矢・著)」で基礎的な知識をつけた後にこれを読むと、より深く理解出来るのではないでしょうか。
また投資以外にも、銀行に預けたお金の働きや景気とは何かについて、円高・円安の意味など、経済に関する基礎も学べる内容になっています。
「インフレ」や「デフレ」など、新聞やテレビのニュースでよく耳にするけれど詳しい意味はよくわからないという事柄についても、分かりやすく解説されています。
つみたてNISAに限らず、お金の流れや経済、投資全般についてより詳しく理解したい人にオススメです。
『お金の不安から一生自由になれる 考えない投資生活』 福田猛・著
こちらはつみたてNISAというよりも、おすすめの投資方法について書かれた本です。
著者曰く「投資するなら積み立て投資信託が最強」ということで、なぜ投資信託なのか、なぜ「ほったらかし」で貯蓄が出来るのか、詳しく解説されています。
つみたてNISAの投資対象も基本的に投資信託なので、この本の内容もまったく無関係ではないと思います。
文章は堅苦しくなく、この本もどちらかと言えば初心者向けに書かれているようで、非常に読みやすかったです。
タイトルに「考えない」と書かれている通り、
「投資に挑戦したいけど、四六時中、株価チャートと睨めっこするような日々は送りたくない」
「難しいことは一切考えたくない」
「楽にお金を増やしたい」
そのようなズボラさん(私です)には願ったりの内容が、ぎっしり詰まった1冊です。
ちなみに著者も「ズボラな人こそ投資信託がオススメ」と仰ってます。
まとめ
どの本も、お金や投資全般に関する知識を基礎から学ぶことが出来る内容になっています。
興味のある方は、ぜひ読んでみてください。