1人暮らしの我が家にはベランダがありません。
なので洗濯物は季節を問わず室内干し。
そんな生活も3年続けば慣れたものですが、その反面、何年経っても悩ましいのが寝具です。
ベランダが無いので洗えない。
いや、洗うだけなら自宅の洗濯機で出来るけど、洗ったところで干すスペースが無い。
仕方なく月1~2回ほど、近所のコインランドリーへ寝具(敷きパッド、布団カバー、毛布、夏はタオルケット)をまとめて持って行き、洗濯&乾燥までしています。
しかし、このコインランドリー通いが結構面倒で……。
特に困るのが梅雨時など悪天候が続く季節で、なかなかコインランドリーに行くことが出来ず、
「もう何週間も寝具を洗えてない!」
……なんて事態になることも。
今の物件で暮らし始めてから約3年間、そんな感じでずっと過ごしてきたわけですが、「そろそろいい加減、寝具問題を改善しよう!」と重い腰を上げ、ついに『布団乾燥機』なるものを購入した次第です。
アマゾンでアイリスオーヤマの布団乾燥機を購入
アイリスオーヤマ・布団乾燥機『カラリエ(FK-C3)』
アマゾンのブラックフライデー期間中に、7,000円台の超特価で購入。
通常だと1万円くらいするみたいです。
色はパールホワイト。
ホースが2本付いた『ツインノズル』もありましたが、1本で充分だろうと思い『シングルノズル』を選択。
以下、付属の取扱説明書から引用した主な仕様です。
↓
電源 | AC100V, 50/60Hz |
消費電力(高温風時) | 560W |
寸法(ホース折りたたみ時) | 幅160×奥行140×高さ360mm |
質量 | 1.8kg |
電源コードの長さ | 2.0m |
安全装置 | 温度センサー、サーモスタット、温度ヒューズ |
タイマー | 15,30,45,60,75,90,120,180(分) |
開封
- 乾燥機本体
- 取扱説明書
- くつ乾燥アタッチメント
本体はコンパクト&軽い!
本体は、ホースを折り畳んだ状態で高さ36cm程度。
実物を見ると、想像よりもずっとコンパクトでした。
2リットル入りのペットボトルと比較してみた画像↑
押入れやクローゼット、室内のちょっと空いたスペースなどにすっぽり収まるサイズなので、収納の少ない部屋にも安心です。
持ち手が付いているので運ぶのも楽。
そして軽い。
腕に負担が掛からないので、使いたい時にサッと取り出してすぐに使えます。
付属のアタッチメントで『くつ乾燥』ができる! ブーツも可!
画像は付属品の『くつ乾燥アタッチメント』
これを本体ノズルの先端に取り付けることで、『くつ乾燥』ができます。
ノズルの先端にアタッチメントを取り付けて……(なんか掃除機みたい)↑
靴にセッティング!↑
スニーカーはもちろん、革靴やブーツも乾燥可能。
大雨で靴がびしょ濡れになってしまったときに便利ですね!
さっそく『ふとん乾燥』を試してみた!
カラリエの主な機能は以下の通り↓
- ふとん乾燥⇒夏or冬の季節設定可能
- あたため予約⇒設定時刻の30分前から布団を温める。就寝前にオススメ。
- ダニ対策⇒50℃以上の温風でダニ退治
- くつ乾燥⇒革靴やブーツもOK
上記の中から『ふとん乾燥』を試してみました。
1.ノズル(吹き出し口)のフラップを開く
ノズル(吹き出し口)とはこちら↓
ホースの先端部分です。
乾燥を行う際はまず、ノズルの『フラップ』という部分を開きます。
ロックされるまで、しっかり開きましょう↑
2.ホースをのばし、布団(orベッド)の上に本体を置く
ベッドの上に本体を置き、ホースをまっすぐのばします。
我が家はベッドですが、敷き布団で寝ている場合は敷き布団の上に置きます。
先ほどの『フラップ』と本体の操作パネルが上になるように置いてください。
フラップを開いて上向きにすることで布団の中に空間が作られ、全体に温風を行き渡らせることができます。
3.掛け布団をかける
ホースを全て覆うように、掛け布団を被せます。
注)本体には布団を被せないように!
準備が整ったらプラグをコンセントに差し込み、電源を入れます。
4.モードを選択して乾燥スタート!
画像は本体の操作パネルです↑
光が反射して見辛くなり申し訳ないですが、パネル下部に『自動モード選択』ボタンがあります。
そしてボタンの横に、以下4つのモードが記載されています↓
- 冬
- 夏(送風仕上げ)
- ダニ
- あたため
『ダニ対策』や『あたため予約』も、この『自動モード選択ボタン』から選びます。
今回は『ふとん乾燥』なので、『冬』か『夏』どちらかの季節を選択します。
使用時は11月末だったので『冬』です。
この季節選択をするだけで、最適な温度や運転時間が自動で設定されます。
設定が完了したら『スタート』ボタンを押して乾燥開始です。
5.乾燥終了
乾燥中の本体操作パネルの様子↑
上部に残り時間が表示されています。
※この残り時間が少なくなると『ピーピー』と鳴り出します。
『自動モード選択』の『冬』のランプが点灯しています⇒冬モードで乾燥中
右上の『電源ランプ』が消灯したら終了です。
コンセントから電源プラグを抜きましょう。
布団がカラッと乾いてホカホカに!
乾燥終了直後は熱すぎて火傷の怖れありということなので、1~2分くらい経ってから布団の中に手を入れてみたところ、湿気がすっかり飛ばされたのか全体がカラッと乾いて、手触りもサラサラに!
しかも高温風のおかげでホカホカに温まってました。
まさに、日当たりの良いベランダでしっかり干したときのような仕上がり!
しかも夏or冬と選べるので、季節を問わず使える点も良いですね。
操作はスイッチ1つで簡単だし、使用後も収納に困らないので1人暮らしにも最適です。
ちょっとだけ気になった点
デメリットというほどではないけれど、使ってみて「おや?」と思った点を2つご紹介します。
- ふとん乾燥中、独特のにおいがする
- 布団の端っこは温めがやや不十分
1.ふとん乾燥中、独特のにおいがする
決して悪臭ではないですが、においに敏感な人にとっては気になるにおいかもしれません。
室内に結構、充満します。
乾燥中、もしくは乾燥終了後は窓を開けて換気した方が良いです。
2.布団の端っこ部分は温めがやや不十分
布団の中央部分は問題なく乾燥されていたのですが、端の方になると温風が行き渡りづらいのか、温めが少々不十分な感じがしました。
シングルノズルだと、これは仕方のないことなのかもしれません。
布団の端から端までしっかり乾燥させたいという人は、ツインノズルタイプを購入した方が良いと思います。
ただ、不十分と言っても本当に『少々』という程度なので、私自身はシングルノズルで満足しています。
まとめ
- コンパクト&軽い。収納に困らない
- 付属のアタッチメントで『くつ乾燥』ができる。ブーツもOK
- 『あたため予約』で就寝前に布団を温めておくこともできる。冬に便利
- スイッチ1つで簡単操作
- 季節を問わず使える
- 布団を干せるスペースがない1人暮らしにもオススメ
- 乾燥中は独特のにおいが室内に充満する。窓を開けて換気した方が良い
- 布団の端の部分は温めが少々不十分
- 布団の隅々までしっかり温めたい人は『ツインノズル』を購入した方が良いかも
個人的に、今年の買い物の中でも特に「買って良かった!」と思える一品です。
寝具の手入れに悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。