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雨の休日は引きこもって『積読』を消化する

読んだ本
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ほぼ雨の日となった3連休。

特に出かける予定も皆無な私は、水~木曜あたりから「3日間、本を読んで過ごす!」と決めていました。

雨の休日って、自宅で読書に励むには絶好の日ですよね。

人通りも少なくなるから家の外も静かだし、聞こえてくるのは雨音だけ。

何かひとつの作業にじっと集中するには良い機会だと思います。

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いつの間にか積み重ねられた本たち

連休中に何を読もうかな~と、木曜の仕事終わりにルンルン気分で楽天koboで探したりしましたが……

実は、愛用の電子書籍リーダーの中には、いわゆる『積読(つんどく)』状態の本たちが何冊かありまして。

わざわざお金をかけて新しく本を買うよりかは、それらを消化した方が良いだろうという結論に至りました。

今月は機種変更もして、お金を節約したい時期でもあるしね。

愛用の電子書籍リーダー

途中で飽きて挫折した本に、今さらハマる

というわけで、数ある『積読』の中から見事(?)再読本に選ばれた1冊が……

『サピエンス全史(上下合本版):ユヴァル・ノア・ハラリ著』

購入したのは2~3年くらい前。

地球誕生の謎、宇宙の謎、人類の進化の謎……といったネタが割と大好物な私。

とある読書系のユーチューバーさんがこの本を絶賛されていたのを見て興味を持ちました。

紙の本で買うとかなりのボリュームらしいので、電子書籍で上下合本版を購入。

上巻までは面白くて夢中で読んでいたのですが、上巻の最後~下巻に入ってからは何というか私の中で「思てたんとちがう」状態に陥り、結局読了を諦めてしまいました。

私の中ではてっきり、大昔の他の人類との生存競争についてや狩猟採集民だった頃の暮らしぶり、農耕生活に移ったきっかけなど、そういったことに焦点を絞った本だとばかり思ってたんですよね。

けど実際は国家、科学、政治、貨幣経済、宗教、戦争についてなど、いろんな物事から人類の進化を読み解いて行く内容で、徐々に思考が追い付かなくなってしまいました。

特に科学や宗教に関する事柄は、私の脳みそが把握するにはキツ過ぎた……。

あれから約3年。

1日中雨だった2月23日の連休初日。

珈琲をお供に、あの日に挫折した本を朝から晩までずーっと読み耽ってました。

「なぜあの時の私はこの本の読了を諦めてしまったの?」などと自分で謎に思うくらい、あっという間に上巻を読み終わりました。

たぶんあの時の私は、この本の内容に期待し過ぎてたんだと思います。

読むのを諦めて、時間が経過して、「こういう内容の本だ」と分かった状態で改めて再読したことで、すんなり内容を受け入れることが出来たのではないかと。

今、下巻の半分くらいを読み終えて、おそらく前回挫折した箇所もとっくに過ぎたはず。

「早く続きを読み進めたい!」とワクワクしながら、この記事を書いてました(笑)

この本を読み終えたら、同じ著者が書いた続編の『ホモ・デウス』も読んでみようかな?

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