タイトルの通りです。
4月から勤め始めた派遣の仕事を1ヶ月足らずで退職し、またも無職になってしまいました。
「ここで3年間しっかり頑張ろう!」と意気込んで働き始めたにも関わらず、結局頑張ることが出来なくて、情けない気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいです。
派遣先にはもちろん、派遣会社にもたくさん迷惑をかけてしまいました。
いったい何があったのか、短期離職となった経緯をご説明いたします。
とにかく仕事が合わな過ぎた
今回の派遣先は前職同様、社員さんは皆さん良い人ばかりで、人間関係は凄く良い雰囲気でした。
仕事は過去記事に書いた通りとにかく覚えることが多く、習得まで苦戦が予想されましたが、分からないことは質問しやすい環境だったこともあり、
「とにかくまずは初回契約の6月末までやり切ろう!」
と考えてました。
いくら大変な仕事でも、2ヶ月も勤めればさすがに慣れるだろう、と。
仕事内容については、万が一にも派遣先がバレると大変なので詳細は省きますが、簡単に言うと資料作成です。
別の部署から
「●●についての資料を作ってください」
「この資料のこのページを修正してください」
などとメッセージツールで依頼が来るので、その通りに作成するという感じです。
ExcelやWordではなく会社の専用ツールを使うのですが、やり方がとにかく複雑過ぎました。
ただ文章をちょこっと書き換えたりといった単純な作業ではなく、時には該当ページのソースコードをいじる必要があり、何度社員さんに訊ねても暗号みたいな文字の羅列をどう読み解けば良いのか分からず、それだけで頭の中はパニック状態。
どの仕事にも納期があるので、どんなに難しい内容でも期日までに仕上げるために私は必死。
しかし、私のトレーニング担当の社員さんは時短勤務で午後4時には帰ってしまうので、仕方なく他の社員さんに訊いて回るのですが、忙しそうにしているところをタイミングを見計らって質問するのが毎回申し訳なく、それ自体が徐々にストレスに。
毎日出社するたびに、「今日はどんな難しい案件を任されてしまうのか……」などと緊張状態。
他にもパソコン以外の専用機器を使って作成する場合もあったり、普段の資料作成以外にも担当業務を持たされて他部署といろいろやり取りが必要だったり。
本当に私はこの仕事に慣れる日が来るんだろうかと、胃が重く感じる日々が続いていました。
更には、ただでさえ業務が忙しいのに頻繁にミーティングに参加する必要もあり、どのミーティングも「本当に派遣社員まで参加しなきゃいけないものなの?」と疑問に感じるものばかり。
業務の進捗率とか目標達成率だとか、そんなものは社員さんだけで確認し合って、その間に派遣社員が業務を進めていた方が効率良くないですか?
「何だそのくらいで」と思われるかもしれませんが、実際にはもっといろんなことがあり、正直納得いかないことも多数あり、私の頭の中は常にパニック&強い不安に苛まれていました。
体調&メンタルが不調を起こしかけ、退職へ
そんな状態でも、とにかく初回契約の6月末までは頑張るつもりで働いていました。
6月が終わる頃には、さすがに今よりはだいぶいろいろ出来るようになっているのではないかという想いもあったので。
しかし5月1日(月)の朝、ふと、
「もう無理だ」
という状態に。
いつもなら目覚ましが鳴ったらすぐに起床出来ていたのに、その日は動く気すら起こらず。
胃が重いのもありましたが、それ以上に気分が沈んだような感じで、メンタル的な不調だったのだと思います。
過去の職場でも何度か似たような経験をしているので。
申し訳なく思いながらも派遣先に連絡し、その日は体調不良ということでお休みをいただきました。
翌日は普通に出社しましたが、またも難しい仕事に振り回されるような出来事があり、1日中胃腸が重く、頑張って作ったお弁当の味もよく分からない状態に。
ゴールデンウイークは実家で楽しく過ごしましたが、頭の片隅では仕事のことがちらついて落ち着かず、楽しく過ごしながらも不安感は常に重くのしかかっていました。
そして5月8日(月)
この日はもともと予定休だったので、午前中に派遣会社に電話して事情を説明し、退職したい旨を伝えました。
派遣会社の担当者さんは私の体調面を非常に心配してくださり、すぐに派遣先企業に連絡してくださったようで、8日(月)付けで退職という結果になりました。
退職が決まった直後の正直な気持ち
まさか派遣会社に相談したその日のうちに退職できるとは思っておらず、しばらくの間、拍子抜け。
その後は自分への失望感と、情けなさと、派遣会社や派遣先への申し訳なさで涙が出てきました。
冗談でも大袈裟でもなく、本当に泣きました。いい歳して。
何より自分を最低だと思うのは、上記の気持ち以上に『ホッとした』という気持ちの方がずっと大きかったこと。
「もうあの仕事をやらなくて良いんだ。悩まなくて良いんだ」
という解放感の方が強かった。
最初は本当に、3年間の満期まで頑張るつもりで入社したのに、どうしてこういう結果になってしまうのか、自分でもよく分かりません。
仕事を探すのが怖い
いろいろ書いてきましたが、辞職の原因は100%私自身によるものです。
スキル不足、コミュニケーション能力不足……とにかくいろいろ足りなかったんだと思います。
あと、焦って仕事を決めてしまったのも原因のひとつかなと。
焦って仕事を決めて失敗したくない……過去の無職時代の経験からそう考えていたにも関わらず、結局こういうことになって、いろんな方に迷惑をかけるという残念な結果を招いてしまいました。
職場見学の際には聞いていなかった仕事もあったので、面談の際に私の方からもっと確認しておくべきだったのかもしれません。
私は本当に、過去から何も学んでいないんだなと痛感しました。
とはいえ貯金は徐々に減っていくばかりで、急いで仕事を探さなければならないという現実も確かにあり、何だかもう「難しいな」と感じています。
また短期離職になったらどうしようと思うと、仕事探し自体が怖くて仕方ないです。
自分に合いそうな仕事を地道に探すしかないのですが、『自分に合う仕事』が何なのかが本気で分かりません。
そんな仕事がこの世にあるのだろうか?
世の多くの人たちがそうしているように、普通に働いて、普通に社会に順応できる普通の人間になりたかったです。