先月末、再び無印良品に行く機会があったので、パジャマを購入しました。
肌触りが良いと話題の『脇に縫い目のない二重ガーゼパジャマ』です。
暑くもなく寒くもない、中途半端な今頃の季節に合うパジャマが欲しいなーと思っていたので。
去年まで着ていた秋物パジャマはパイル生地のものなのですが、洗濯するうちに毛羽立ってきたのか肌へのチクチクが気になっていました。
現在、利用開始から約2週間経ちましたが、かなり良い感じです。
今回は無印の二重ガーゼパジャマの使い心地や、パジャマを着ることによる睡眠効果についてまとめてみました。
購入を考えている方の参考になれば幸いです。
そもそも寝る時にパジャマを着た方が良い理由とは?
「なぜわざわざパジャマなんか買うの?」
「家にあるTシャツやスウェットで良くない?」
……と、私も少し前までそう思っていました。
しかし調べてみると質の良い睡眠を得るためには枕や布団と同様、パジャマの存在ってかなり重要みたいなんですよね。
◆質の良いパジャマを着ると、質の良い睡眠効果が得られる
- 吸湿性が高く、汗や蒸れから身体を守る
- 締め付けがない
- 寝返りを打ちやすい
人は睡眠中にコップ1杯分の汗をかく……ってよく聞きますよね。
眠っているときの方が、起きているときよりも新陳代謝が活発になるそうです。
なので吸水性や吸湿性の悪いものだと睡眠中にベタベタして寝苦しく、夜中に目が覚めてしまうことになりかねません。
また締め付けのある場合も血行の妨げになったり、寝返りが打ちづらくて肩こりや腰痛の原因になります。
特にジャージやTシャツ、スウェットなど、身体にフィットしたものや分厚い素材のものだと不要な摩擦が起こり、寝返りが打ちづらくなるそうです。
朝まで安眠効果を得たいのなら、家にある適当な部屋着よりも、しっかりと質の良いパジャマを選んだ方が良いです。
◆脳に合図を送る『スリープセレモニー』
パジャマに着替えることで、脳に「これから寝るよ」という合図を送ることができます。
『スリープセレモニー(入眠儀式)』と言うそうです。
これにより、心と身体が『おやすみモード』に切り替わり、よりリラックスした状態で眠りにつくことができます。
◆おすすめ素材は綿100%
パジャマの素材としてオススメされているのは綿や麻などの天然素材。
特に綿は肌触りも快適で、吸湿性や吸水性にも優れているためパジャマには最適。
オーガニックであればアレルギーのある方でも安心して着られますね。
ちなみに綿+化学繊維のものだと通気性がやや劣るそうです。
無印良品『脇に縫い目のない二重ガーゼパジャマ』使用して感じたメリット&デメリット
画像は私が利用している二重ガーゼパジャマ。
カラーはネイビーのチェックを選びました。
ピンクと迷ったのですが、私には少し可愛すぎると感じた……。
このネイビーだと、上衣だけならカーディガンでも羽織ってしまえば(下はジーンズなど適当に)、近くのコンビニ行くくらいならギリOK……かな?
サイズは万が一にも締め付けたら嫌なので、少し大きめのL-XLにしました。
身長162cmの私には、このサイズでもちょうど良いゆったり感です。
◆メリット1:とにかく肌触りが良い
素材は綿100%。しかもオーガニック!
着た瞬間、本当にサラッとした快適さに包まれます。
今年は9月~10月の初めまで、夜でも割と暑い日が続いていましたが、お風呂上りにこのパジャマを着るとサラサラ感が気持ちよく、汗もすぐ引いて行く感じがしました。
長袖ですが、冷房を効かせた室内で寝るのであれば夏でも着られるかもしれません。
また商品名の通り、脇に縫い目がないので寝転がった時にも肌ストレスがありません。
ちなみに襟の部分もタグなしです。
衣類のチクチク感に悩まされることが多い私にとって、これらの仕様はかなり有り難いです。
◆メリット2:二重ガーゼだが、重くはない
無知な私は最初『二重ガーゼ』という言葉から、「ガーゼが二重になっている分、重いのでは?」と危惧していましたが、実際着てみると今までのどのパジャマと比べても軽いです。
去年まで着ていた秋物パジャマは首回りがやや重たく感じていたのですが、ちょっと質の良いパジャマに変えるだけでこんなに身軽になるのかと感動しました。
また、調べたところ、ガーゼ生地は洗えば洗うほど柔らかくなり、肌に馴染んで行くのだそうです。
確かにこの2週間で、店頭で手にした時に比べると少し柔らかい感じになったかな……という気はしています。
◆メリット3:割とすぐ乾く
綿100%は乾きにくいと言われますが、現状、このパジャマは割とすぐ乾いているので助かってます。
ただこれに関しては、単に西日の照り付ける窓辺に干しているからなのかもしれません。
※我が家は西向き。ベランダなし。
また日当たりが良いと言っても、これから気温が本格的に下がる季節になれば、もしかしたら乾きにくくなるのかもしれません。
◆デメリット1:洗濯するとシワになりやすい
画像は洗濯直後の無印パジャマです。
袖の部分をアップ。
少々わかりにくいですが、結構シワになっています。
この点は、綿100%なので仕方ないのかなーという感じ。
干すときによくシワを伸ばした方が良いです。
また、傷み防止のためにも洗濯ネットを使用して洗うことをおすすめします。
◆デメリット2:乾燥機はNG
綿は乾燥機で縮むことがあるらしく、このパジャマも乾燥はNGです。
襟の部分の洗濯表示にも、タンブル乾燥禁止のマークがあります。
まとめ
無印良品『脇に縫い目のない二重ガーゼパジャマ』メリット&デメリットまとめ
- 素材は吸湿性や吸水性に優れた綿100%。しかもオーガニック
- とにかく肌触りが快適。汗もすぐ引く
- 朝まで冷房を効かせるのなら夏でも着れそう
- 脇の縫い目や襟のタグもないので、肌ストレスなし
- 二重ガーゼだが重くはない。どのパジャマと比べても軽い
- ガーゼ生地なので洗うほど柔らかくなる
- 洗濯するとシワになりやすい
- 乾燥機はNG
さすがに真冬のパジャマに使うには生地が薄すぎると思います。
同じ『脇に縫い目のないパジャマ』でフランネルのものがあるので、冬用ならそちらが良いのではないでしょうか。
今回私が購入した二重ガーゼパジャマは、暑くも寒くもない季節の変わり目には本当に最適なパジャマだと思います。
かなり長持ちもするみたいなので購入を検討されている方には、ぜひおすすめです。
※2022年5月の良品週間で夏用の半袖パジャマを購入しました↓